大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 弁別的素性 |
taps |
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私:弾き音(はじきおん)、弾音(だんおん)、単顫動音(たんせんどうおん)、叩き音(たたきおん)などで呼ばれる音。口腔内に瞬間的な調音器官の接触を作ることで作り出される子音。/アラレ/のラとレ。
通常有声。はじき音はふるえ音に似ており、両者を区別しない言語も多いが、ふるえ音が高速に複数回接触するのに対して、はじき音は1回だけ接触する。 君:タップとは叩く、弾くという意味ね。 私:うん。国際音声記号の表では "Tap or Flap" と記述されており、両者を区別する場合、tap をたたき音、flap をはじき音(弾音)と訳す。両者の違いは、Tap が単に接触するだけなのに対して、Flap が調音器官をいったん逆方向に動かして、その反動を利用する点にある。 君:Flap のほうが難しそうね。 私:それがそうでもない。Tap と Flap を音韻的に区別する言語は存在せず、両者を区別せずに使うことが多い。ただし --- Some languages—e.g., Hausa, the principal language of Northern Nigeria—distinguish between words containing a flap and words containing a tap. --- 音声学は侮れない。 君:でも、若しかして日本人ですら、自分が ta vs flap のどちらを使うのか意識する事すらないかもしれないわ。 私:そんなところだ。聞こえは同じと言う事だしね。さて、弾音化と言う言葉がある。--- The tapped "t" sound, also known as the flap or "soft d" sound --- 英語では、とある条件下において、無声歯茎閉鎖音/t/の発音が、有声歯茎たたき音およびはじき音[ɾ](日本語のラ行の音)に変化することがある。この現象は、調音の際の舌の動かし方によって「フラッピング(英: flapping)」又は「タッピング(英: tapping)」といわれ、両者を合わせて一般的には「弾音化」と呼ばれている。 君:ほほほ、判るわよ。ウォーターではなく、ウォーラーと言えばいいのね。 私:その通り。また更に、/ララッ/という音韻 trill (震え音)がある。 --- The distinction between a trill and a tap is used in Spanish to distinguish between words such as perro, meaning “dog,” and pero, meaning “but.”--- 。 君:わかるわよ。トリルってトレモロの意味よね。 私:その通り。また有声歯茎たたき音または弾はじき音(ゆうせいしけいたたきおん・はじきおん、英: voiced alveolar tap/flap)は、一部の音声言語で使用される子音の一種である。歯、歯茎、または後部歯茎たたき音またははじき音を表わす国際音声記号は [ɾ]。英語、アラブ語他、各国語にある。日本語では例えば、/kokoro/心。 君:簡単な説明のほうがいいわよ。Taps とは日本語では要はカ行、タ行、ラ行/タカラ/なのよ。ほほほ |
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