大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 

濁音と鼻濁音

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私:簡単な事を敢えて難しく記載するのが僕の悪い癖。思い切って簡単に書こう。
君:ほほほ、つまりは全て濁音で話せばよい、という事ね。NHKがそうだし、学校教育でもやってるわよ。
私:いや、そこまで割り切ってはいけないな。
君:じゃあ、簡単にルールを書いてね。
私:うん。★文節の頭に鼻濁音は絶対に来ない。鼻濁音が来るのは文節内部あるいは文節の終わり部分。
君:学校、は濁音。小学校は鼻濁音ね。
私:そう。簡単な理屈だ。それと、★★飛騨方言では元々が清音だった言葉が音韻変化する場合、必ず濁音になる。清音が鼻濁音になる事はない。
君:坂サカがサガになるけれど、この場合は必ず濁音。鼻濁音はアウトね。
私:その通り。その逆も真なりだ。つまりは★★★元々が濁音である音韻は必ず鼻濁音で発音したほうがいい。例えば、正月、加賀、とか。
君:つまりは三つの規則ね。意外にあっさりとした文章ね。
私:昨晩から孫たちが泊りに来ているんだよ。方言なんか書いていられるかい。
君:道理で。ほほほ

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