大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム |
phraseology |
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私:語法を英訳すると phraseology だそうだが。 君:それがどうかしたのかしら。 私:すこし違和感を覚える。 君:どこが。 私:phrase は名詞並びに動詞。動詞の活用は phrasing(現在分詞) phrased(過去形) phrased(過去分詞) phrases(三人称単数現在)。従って動詞の語幹は phras。そして List of words with the suffix -ology となると、語幹+ology。従って phrasology になるのかな、と一瞬、思った。 君:名詞に -ology を付加して、何々の学問という事でいいんじゃないの。 私:うん。方言学は dialectology 。ハンバーガーを研究する学問ならば humbergerology。循環器学だが、cardiology。心内膜を endocardium、心外膜を epicardium という。従って心臓は cardium かと思いきや、そのような英語は無い。心臓は cor。ところが corology とはならない。 君:方言学に関係ないわよ。 私:つまらない事が気になって仕方ない。発音となると eo は ou になると思うんだがね。ところで、生物学 biology は良いとして、動物学 zoology なんてのもある。語幹は名詞で zoo 、この場合は o の数は二つ、この二つだが、最初の o は語幹に含まれるとして、二個目は果たして語幹なのか、それてもこの複合名詞の語尾の o なのだろうか。 君:二個とも語幹と考えるのが普通じゃないかしら。 私:うん。でも、発音が問題。連母音というか、ウオ、の二母音だ。またまた、ひとつ問題があって hyphenation。ウェブスターには zo/ol/o/gy となっている。 君:それもどうでも良い事。pronunciation と hyphenation は別物だわ。発音は phrase/ology よ。 私:そうだね。ところで、学問というものは古い学問は suffix -ology が付かず、新しい学問はすべて付く。最古の学問は哲学 philosophy。医学でいうと、internal medicine, surgery, pediatrics, obstetrics。脳外科学は新しい学問といってもいいかも、ただし外科の一部なので neurosurgery。 君:方言学 dialectology とは関係なし。今日は grammar のお話かしら。ほほほ |
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