大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム ユーモアニュース、飛騨方言で

ユーモアニュース、全国ネットなれど飛騨方言で

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思わず微笑んでしまうユーモアニュースが時々ありますが、当サイトはそれを更に飛騨方言に訳して逐次、流します。 ニュース元は将来すべてリンク切れとなり得ますので、そのような可能性のある記事の直リンクは一切設けません。 よろしくご理解のほど、お願い申し上げます。楽しみながら飛騨方言の世界をのぞいてください。
中日新聞 2005/4/13
今日から高山市民は無料に
丹生川の大鍾乳洞と隣接の美術館

13日から高山市民が無料で入洞できる 「飛騨大鍾乳洞」高山市丹生川町で
 北アルプス・乗鞍岳のふもとんどこの高山市丹生川町の観光施設「飛騨大鍾乳洞」と そこに隣接しとる美術館「大橋コレクション館」ぁ、十三日から市民に無料で開放されるんやさ。

 両施設ぁ近年、年間入場者数ぁ十三万人とピーク時の三分の一程度に落ち込んでまっとったもんで、 「市民に観光にきた友人や親せき呼び込んでもらわまいが」って無料化に踏み切ったと。 従来の入洞料ぁ大人千円、子ども五百円やけど、市民ぁ入洞窓口で免許証やら住所ぁ 確認できるもの提示すりゃ無料になるんやさ。

 同鍾乳洞の開業ぁ三十七年前やさ。発見者の故大橋外吉まから寄贈受けて、 九年前から旧丹生川村ぁ設立した第三セクター会社「飛騨大鍾乳洞観光」 (中萩久夫代表取締役)ぁ運営しとるんやさ。

 洞内にゃ、赤や緑にライトアップされとる鍾乳石や石柱などぁ連なって、 全長八〇〇メートルにわたって神秘的な空間ぁ広がるんやさ。

 隣接しとる大橋コレクション館にゃ、重さ100.5キロ、時価二億円ていう金塊のほかによ、 大橋まぁ長年集めた貴重な美術品や骨董(こっとう)品なんか約千点展示しとるんやさ。 金塊ぁ、実際に手で触れることもできるんやぜな。 中萩代表取締役ぁ「合併で村や町ゃいっしょくたになった市やさ。 一人でも多くの市民に愛着持ってもらいたいんやさ」 って話しとると。

 市内小中学校の社会見学なども受け付けとるんやさ。 問い合わせぁ、飛騨大鍾乳洞観光=電0577(79)2211=へたのむさ。
NikkanSports.com 2005年04月08日10時02分
http://www.asahi.com/culture/nikkan/NIK200504080025.html
女子十二楽坊が「ドラえもんのうた」

中国の女子十二楽坊ぁ15日放送分からテレビ朝日の人気アニメ「ドラえもん」(金曜午後7時)の 主題歌手掛けることになったんやさ。 ありぃだちゃ7日、東京・六本木の同局で会見発表したんやさ。

声優陣も若返ってリニューアルされる同作ぁ、これまで大杉久美子や、渡辺美里や、東京プリンや さまざまなアーティストぁ主題歌歌い継いできたんやさ。 同局ぁメンバー起用についてやけど
「世界中で放送される作品やで、 世界で活躍する人に携わってもらわにゃな」
って説明したとよ。 メンバーによりゃ、同作ぁ中国でも放送されとるもんで、 琵琶担当のジャン・ジュアンぁ
「有名な作品やで、びい(=こども)んどき『ドラえもんのポケット』 がけなるがった(=羨ましかった)」
って喜んどったと。 中国古来の楽器を操るインストゥルメンタルグループとドラえもんのユニークな組み合わせやさ。 歌詞ゃ画面に表示されるんやさ。 放送スタートから26年やけど初めて歌詞のない主題歌になるんやさ。 同局ぁ
「わりぃだちゃかってにテレビの前で歌ってくりょ」
やとよ。
■ 飛騨生きびな祭り、旧節句4月3日開催 (写真はリンク画像です。当サイトのウエブコンテンツではありません。)

飛騨路に、おう春ぁ来たわいっていゃ、「飛騨生きびな祭り」ゃ4月3日、 高山市一之宮町の飛騨一宮水無神社でな開催された事やさ。 観光協会でゃ未婚のべっぴんの女衆9名を飛騨じゅう探いでなあ選ばさったんやさ。 そうゆうありぃだちゃ、内裏や后、官女なんかに扮してなあ、行列せらはったんやさ。 まさにミスひなまつりやさ。英語やと Miss の複数ぁ Misses やで、Nine Misses Festival-of-Girls っていうんやろけどなあ。

この一之宮町の生きびな行列ぁ、そりゃあ平安絵巻物を広げたかのように荘厳やさ。 わしもなあ、そういゃ昔、いっぺん拝んだ事があるんやけど、あの人だちゃ、今ぁみんな"おお"ばばさやなぁ。 あのひとだちに今もういっぺん衣装着て出てくりょって協会で頼まはっても、はや誰も出らはらんろ。 杖ぁ要るしなあ。

ことしゃ、はや祭りゃ済んでまったで、こんね遅いニュースですまなんだえな。 そのかわりにべっぴん衆の画像が拝めたってこっちゃさ。そのほうがええろ、どやな? 本物是非みたいって人ぁ、また来年も間違いのう旧節句の4月3日やでなぁ、覚えとってくりょよ。

お問い合わせ  飛騨一之宮観光協会
 TEL 0577-53-2149

中日新聞(2005.4.3)
http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20050402/lcl_____gif_____006.shtml
高山市久々野(くぐの)町無数河(むすご)の谷本秀之さん・尚美さん夫妻宅で 初節句迎える三つ子ちゃんスクスク

飛騨でゃひな祭りぁ旧節句でやるもんで、四月三日やったんやさ。 そんでな、そこの三つ子のびいのぼぼ(女児赤ん坊)が初節句を迎えたんやさ。 三、三、三ってわけなんやさ。 こりゃ少子化時代に生まれた“宝の子”やぜな。

三つ子ぁ長女恋(こう)ちゃん、二女偲(しの)ちゃん、三女悠(ゆう)ちゃんやさ。 昨年八月に生まれてな、今でゃ七カ月やとよ。 生まれたどぎゃ一、一九二グラムやった悠ちゃんもな、 今でゃあ六、三〇〇グラムにまでしとなったと。寝返りも打つんやとよ。 そんで家族らぁ「まめに育つんやぞ」って見守っとると。 あにの心(しん)君(6つ)とおじ坊主の想(そう)君(3つ)も、 妹だちの毛布を直いでやって、あにどもらしゅしとるとよ。

どうじのどこに飾られた真新しい七段のひな人形にゃ、まめな成長への願いが込められるんやさ。 尚美さんぁ「三人を平等に抱けんもんでこわいさ。 とにかく五人兄妹ぁ、まめに仲良う育ってほしいんやよ」って見つめとったと。

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