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岐阜県立斐太高等学校『飛騨の伝統「さるぼぼ」秘話』

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中京テレビ公式チャンネルのコンテンツだそうで、いやあ私の出身の斐太高校の後輩ですが、やるじゃないですか。平成27年度 メディアリテラシー活動・「地域密着!ニュース番組を作ってみよう!」〜高校生が作った番組〜、という事だそうですが、多分、局から高校にオファーがあって、校長先生が放送部を説得しつつ市内の各所に根回しして生徒に取材にいかせた、というような事を想像してしまうのですが、下衆の勘ぐりという類です。完全に違っている可能性もあり、若しそうなら本当にごめんなさい。

私が、むむっ、と感じてしまった点があります。出演者の生徒さんが一回おっしゃった言葉、ぼぼ、のアクセントです。動画では頭高のアクセントですが、私の記憶では尾高じゃないでしょうかね。これも単なる推察にすぎませんが、今や飛騨地方ですら死語に近い言葉、ぼぼ、なので、ポピュラーな日本語・保母(頭高)につられて、つい頭高アクセントで発音なさったのではないかと推察します。女性保母のアクセントは中高〇●●●〇、保母さんのアクセントは頭高●〇〇〇、保母試験のアクセントは中高〇●●●〇、ってなとこでしょうかねぇ。私の知る限り、ぼぼ、を使った複合語は、ぼぼみ(尾高アクセント〇●●、赤ちゃんを拝見する事)、だけです。つまりはアクセントとしては、いっこうに下がらないので、ぼぼ、のアクセントは尾高だろうという事で、ほぼ決まりですね。

まあいっか、そんな事。揚げ足取りはやめましょう。内容は私が知らなかった事ばかりで、素晴らしい取材だったと思います。私の高校時代は(1969.4-1972.3)、放送部は声美人が確か軽音のジョッキーやってて昼休みの楽しみでした。

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