大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 心の旅路

方言の日(2月18日)

戻る

私:「方言の日」をキーワードにネット検索すると情報が得られる。奄美群島では2月18日を方言の日と定めているらしい。ここ
君:どうして。
私:南西諸島の方言が急速に失われつつある。方言を文化資産と考え、イベント性、話題性を考えた大島地区文化協会連絡協議会(大島支庁総務企画課)、つまり行政の発案。2月18日は語呂合わせだ。与論島の言葉をご当地方言で発音するとユンヌフトゥバ。意味、分かるよね。ユネスコ指定絶滅危惧言語ともいう、
君:全然。
私:無理も無い。がしかし、意外と簡単だ。ユンヌって何?
君:さあ。
私:ユンヌは与論の事。では、フトゥバとは?
君:さあ。
私:よく読みなおしてごらん。答えを教えているでしょ。
君:ほほほ、ユンヌフトゥバは与論の言葉、つまりは本土語で言葉は与論ではフトゥバね。
私:そう。日琉祖語が分かれて大和語と琉球方言になった。そして語呂合わせフトゥバが2月18日というのも容易に類推できるでしょ。
君:ええ。数詞の和語読みね。2は、ふたつ。10は、とを。8は、はち。
私:そう思いたいところだが、はち、は漢数詞。和語の数詞の8は、やつ。従って日琉祖語理論ではアウト。これは完全に後世というか、現代語の語呂あわせ。
君:確かに。バとハチは無理が有るわね。一(いち)か八(ばち)かの大勝負、などという慣用句はあるようだけれども賭場の隠語で正当日本語とは言い難いわね。ほほほ

ページ先頭に戻る