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もう明かりがあれば怖いもの無しと、ずかずかと入っていったが、公園につき物のトイレが現れ、ノエルの表情は一変した。暗い。そして怖い。怖いと尿意を催して行きたくなるのがトイレであるが、そのトイレは何故か使用禁止になっており、それはすなわち、ノエルに糞尿垂れ流しで調査を続行しろということを意味するはずもなく、電気も付かず水も流れず |
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荒廃したトイレは幽霊すらも住み心地が悪いものとなっている。ちなみに、上の写真で分かるとおり、二つの部屋に分かれているい。通常は男子と女子で区別されているが、ここは障害者用トイレと男女共同トイレで分かれており、万一ここで年頃の男女がはち合わせたら気マヅイこと間違いないなく、使用禁止となったのは、覗きや盗撮が多発したためだと思われる（嘘） |
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こうなると、過去に自殺があろうが、なかろうがどうでも良くなってくるのが実情で、上には新たに開通したＭＡＧロードが走り、対岸には交通量の多い県道が通っている。午後８時ということで、トイレを除けば怖さはないし、幽霊もお休み中だろう。安心しきったノエルはカメラを夜景モードに切り替え |
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心霊スポットとしてではなく、デートスポットとしてのメロディ橋の調査を開始した。左の写真を見て分かるとおり、心霊スポットは撮影の仕方や先入観の有無によってどのような姿にもなり得るということだ。この写真から誰が心霊スポットを想像できようか。 |
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数年後にはここがアベックのスポット（エロイ意味じゃないよ！）になることを祈りながら岐路に着くノエルであった。もう一度言いますが、まともな管理こそはされていないが、決して人々より恐れられる場所ではない。 |
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帰りに見つけた小渕ダムのお地蔵様。お地蔵様は悪霊を払いその地の守り神（道祖神）と考えるならば、安心できる・・・か？ちなみに、参考として、この地蔵様は赤い前掛けをしているので、一般論からすると、赤→血→生命→子供となるが、実際のところは分からない。また、単体でいることから（通常は４〜）大定智悲像（名前の通り）であることは想像が付く。 |
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「触らぬ神に祟りなし」なので、そこにはあまり触れずに小渕ダムより下を見る。 |
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暗くてよく分からないが、比較的安全なダム（なんじゃそりゃ）で、ダム湖での水難事故を除けば特に問題ないだろう。 |
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ダムより対岸を撮る。なかなか綺麗だ。本日はこれにて家に帰ったが、後日昼間に確認調査に行ったところ、普通の公園で綺麗な遊歩道がダム湖畔を取り巻いていた。散歩の人もいた。 さて、本当に自殺があったのか事実関係が気になっている方がみえるかもしれませんが、近くで畑仕事をしているお婆さんに確認をしたところ、「はい、確かに自殺はありました」と、とリビアの泉風に語りだしてくださったその内容は「２０年ちょっと前、例の橋で、早朝に女性が例の姿で見つかった。（途中略）しかし、それからしっかりと供養され、事実地元の方も一度も霊を見たとの話も聞いたことがない」そうで、決して騒がれる程の場所ではない。ということが分かった。 |