ノエルの捜索は続く。そしてその伝説に登場する洞穴は
存在した!!我田の岩伝説の完結編がここに始まる!
![]() |
岩に近づいてみると案外とでかい。あるとしたらこの周辺しかない。周囲を探してみる。その時!! |
![]() |
岩と岩の間に小さな隙間を見つけた!! |
![]() |
近くに落ちていたゴルフボールを穴の近くに置いてみる。ずいぶんと穴が小さいことが分かるであろう。「はぁ?これが落武者が住んでいた白ヘビがうじょうじょといた洞穴?」と思うかもしれないが勘のいい人なら気付くはず。 |
![]() |
穴をアップしてみる。意外と奥深い。これで勘の悪い人も分かるはず。 |
![]() |
そう、この岩と岩の間には長い年月を掛けて土砂が堆積し、穴を埋めてしまったという仮説ができるのである。ちなみに写真の赤の部分が現在見える部分で下の黄色のシマ模様が隠されているであろう洞の想像図だ。周囲の写真が無いので分かりずらいが写真右部分のように土が体積した場所はたくさんある。 |
![]() |
しかし、それはあくまで仮説でありその土の下に人が住むことのできる洞があると証明するには掘るしかないのだ。しかし、ここは人の土地であり無理に穴を掘ったりすることは許されない。で、許容範囲と思われる手&靴で簡単に土をどかしてみる。 |
![]() |
すると予想通り「下には土が溜まっている状態だ」ということが分かった。少し掘っただけなので確信は持てないが掘っているときの足の感触などはソフトで腐葉土がかなり体積しているものと思われた。機会があれば、スコップなどを使用して穴の大きさを確認してみたいと思うが、このまま静かに埋められていった方がいいのかもしれないと思いつつ帰路につきましたとさ。めでたしめでたし。(完) |
![]() |
この場所は@山の中腹で、北側に面して日が当たらない。A峠道から比較的近いB周囲は杉林で薄暗い。C他にこのような場所が見当たらない。D髪の毛が逆立つような冷たい風が吹いている。E洞の定義である「空洞の存在」が認められる。以上より伝説に出てくる「洞」と呼ぶことができる。つまり地元の人ですらその存在を知らない伝説に登場する洞穴は「実在した」ことがノエルによって証明された。が今現在自然によりその存在を消し去られようとしている。しかし、このホームページが存在する限り、そしてこれを御覧になったお友達がいる限りこの伝説に出てくる洞が実在したことについていつまでも静かに語り継がれることだろう。 |