友人から仕入れた情報。「我田の大岩伝説」その伝説とは
花フェスタ東入り口の向かいにある階段を上ってしばらく行くと
大きな岩が現れ、その岩の上におにぎりを置き、岩の周りを
一周するとそのおにぎりはいつしか消えているというものだ。
また、その岩からの眺望は絶景だそうだ。詳しい情報が
ないまま管理人の単独調査が始まる・・・
突然景色が開けたと思ったらなんと大きな岩があるではないか、そう。これが伝説の「我田の大岩」であるに違いない。その大きさは隣の松の木と比べていただければ一目瞭然だろう。もう少し具体的に大きさを言うならば、管理人が岩の隣に立つと大体岩の中腹の段になっている場所に頭が来るぐらいだろうか?詳しいことは覚えてないからおそらく違うと思う。岩の周囲はゆうに30mを越えるであろう(これも適当)
「またまた大げさな写真の撮り方をして〜」と思うかもしれないがそんなことはない。ここに手を掛けないとまず上れない。手が八方塞がりなので、カバンとジャケットを松の木の脇に置いて、岩の上からの眺望に期待をしながら岩に登る。
岩の上からの眺望はすばらしい。可児にそんな大きな岩、そして絶景があったのかと思うほどである。得意げに語って見せたが残念ながらおそらくここは御嵩町である。御嵩には鬼岩という立派な岩があり、アクセスしやすいことから、どうしてもこの岩がマイナースポットとなってしまったのではないか?少しもったいないような気がする。当然ここで写真を撮りまくったのは言うまでも無い。しかし、絶景に見とれてい
て、伝説の検証は忘れちゃいました〜なんてことになったら懲戒免職処分は避けられない。さっそく下に降りて先ほどコンビニで買ったおにぎりをカバンから取り出す。そして検証開始(・∀・)ニヤニヤ写真手前が天むす君で、奥が紀州梅さんだ。なお、紀州梅さんに関しては海苔が上手に巻けず、一部ご飯むき出しという大失態を犯してしまった。しかし、ここで検証をやめるわけにはいかない。岩の頂上に倒れないようにおにぎりを乗せ準備OK。あとは岩を一周するだけだ。
さっそく岩の周りを回ってみる。が、なにしろ岩はでかい。それに、景色がいいぶん崖っぷちになっているといってもいい。写真は岩を回っている途中に見上げて撮ったものだが、岩が相当でかいことが分かるであろう。(形としては、この地点は、先ほど自分が岩に登った場所のちょうど裏側になる。)と、ここで手の甲と太もも負傷をしてしまう。そう簡単に伝説を検証させてたまるかと、草や木が周囲を覆ってい
るようだ。あと少しで一周だ。反時計回りに回っているので、この写真はちょうど第三コーナーを回り中といったところか(意味不明結局一周するのに10分近くかかってしまった。さてさて、あとは再び岩の上に上り伝説どおり、おにぎりがなくなっている写真をとって帰路に帰るのだが・・・
おにぎりは何の変哲も無くそこにあった。企画失敗か?俺が負傷しながら岩の周りを必死に回っている間こいつらは何をやっていたというのだ?どうして消えていないのだ?プロデューサーノエルの表情が曇る。梅と天むすが駄目だったのか、海苔を上手に巻けなかったのが駄目だったのか?それらは定かでないがせめて鳥が食べてくれていればそれなりの絵になったのだが、やばい、これでは数字(視聴率)が取れない。追い詰め
られたプロデューサーは苦肉の策にでる!この伝説は
『険しい道をはるばるやって来て、さらには岩の周囲を回り、やっとも思いで岩の頂上に戻ってきたとき、絶景を背景にたたずむおにぎりを見て、指をくわえて我慢できるか?』と結論付けた。
そう。すなわち食べずにはいられない。こういう由来で「我田の大岩の上におにぎりを置いてその岩を一周するとおにぎりが消えている」という伝説になったのではないか?とうまい話?を考えた。実際、絶景を目の
前に食べるおにぎりは非常に美味であり、岩の上でしばらく景色を眺めていた。(写真に写っている部分だけでなく、全体的に景色がいい)ちょっと注意してもらいのが左の写真。そう、絶壁だ。万が一落ちたら痛いだけじゃすまないだろう。一歩間違えば危険なことになりうるので、そこらへんはよろしくね。左下の写真をご覧ください。岩から生えた松にロープがくくりつけられている。岩を登って遊んだ人がいるのだろうか?またきっと訪れるよと
心の中で思いながら、再びお母さんゾーンの方へと帰路についた。


がそれだけでは終わらない。この岩へは上を目指してどんどん上っていけばたどり着けるのだが、帰りはそうはいかない。下る方向はたくさんある。それに、お母さんゾーンでは、どこから自分が出てきたのか分からなくなる。管理人ノエルは迷い苦しみ倍以上の時間を掛けて山を下った。しかも出た場所は神社ではなく、花トピアなんとかか言うリハビリセンターのようば場所だった。お母さんゾーンではどこから自分が出てきたのか振り返りながら足を進めたし。