いしけんが文章を書いてくれたので、私もなにか感想を書こうと思う。
まず記念すべき初の大例会である名作劇場メドレー。ほぼ全作品見ていたということもあり(七つの海のティコと名犬ラッシーだけはほとんど見てない)、私にとってはどれもこれも思い出深い楽曲ばかりであるし名作アニメ主題歌大全集なるものも所持していたため、私にとっては覚えるのに苦労したということはなかったし新しい出会いというのもなかった。ただメドレーをやったという達成感に浸りたかったのだが、平田に自分の番の曲で「歌う気になれない」などとメドレーのコンセプトそのものを否定され、私の中でいまだに1番の不満が残ったメドレーである。
私と名作劇場
『ペリーヌ物語』
中学生の時、どうゆう経緯であったのかわからないが何故か家に歴代名作劇場オールスターのカレンダーがあった(ピーターパンまでだったと思う)。我が家は日曜日はほとんど名作劇場を見ていたのでほぼキャラクターが誰でどの作品かかわかったのだが唯一思い出せない少女がいた。それがペリーヌである。私だけでなく世間的にも、前作『あらいぐまラスカル』や次の『赤毛のアン』は有名なのに、その間の『ペリーヌ物語』は前期の名作劇場の中でもトップのマイナーさだ。
そんな訳で私の名作劇場ランキングでは『ペリーヌ物語』はかなりの下位クラスだったのだが、大学時代に再放送を見て評価を一変、トップクラスの位置に上がった。
主題歌はそれまでの地域性ある曲でなくいかにも昔の少女アニメ風で、塾生たちには不評らしく、メドレー以外で歌われることは皆無である。
『愛少女ポリアンナ物語』
塾生たちの間では評価の低い作品であるが、私の中では名作劇場黄金期の作品の一つ。
前作『小公女セーラ』が暗すぎたためか、作品は明るい感じでOP「し・あ・わ・せカーニバル」も明るさを前面にだしている。2部構成のため後半に入るとストーリーもシリアスになっていき、それにあわせOPも「微笑むあなたに会いたい」というシリアスな感じに変わった。これは丁度ZガンダムとZZガンダムの関係と全く一緒だ。
『ブッシュベイビー』
OP「APOLLO」が初の男性ヴォーカルというのが話題になった作品。今まで全て女性ヴォーカルだったので非常に違和感を覚えた。また谷村新司作詞作曲の曲調には合わない軽い声だったので、本人が歌えば良かったのにと思ったりもした(ますます名作劇場のイメージから外れるが)。やはり不評だったのか後半になると女性ヴォーカルの「微笑みでプロローグ」に変わった。
『ナンとジョー先生』
高校3年生の時に放送されていたのだが、私の中のこの年のベストアニメ賞を受賞した作品。
この作品の原作は「第3若草物語」で、既にアニメ化してる「若草物語」との間「第2若草物語」もアニメ化して欲しかった。ベスの死や、ジョーやエイミーの結婚などシリーズ中一番波乱に富んでいる。
OP「明日もお天気」はメドレー後も比較的いしけんが歌ったりしているが、私はEDの「青空のDing−Dong」の方が好きだ。
『ロミオの青い空』
家族のために人買いに売られるという悲しい出だしに、久々の不幸な話の作品かとおおいに期待したのだが、途中から全然違う方向になっていきがっかりしたものだ。
OP「空へ・・・」の映像でのロミオの悲しげな笑顔が印象的。