【戦隊メドレー】
次に課題曲に選ばれたのが東映戦隊シリーズ。
平田君も比較的ヤル気で、掲示板でのお互いを煽りあう書き込みが本番に向けてのテンションを高めてくれた。
これも中盤(ライブマン)くらいまでは素養があったが、それ以降はほとんどまっさらの状態からスタートした。
ゴレンジャーから順番にローテーションしていく方式であったが、不思議と自分の歌いたかった楽曲が回ってきて運命めいたモノを感じたりした。
名作メドレーと違い男性ヴォーカルの楽曲が多かったためにノドの消耗も少なかったのも魅力のひとつであった。
【思い出深い楽曲】
『激走戦隊カーレンジャー (同OP)』
「自分にもある弱さを知ればほんとのヒーロー」という、強さと弱さを併せ持つヒトの心を表現した歌詞が心を打つ真のヒーローソング。
この曲をきっかけに自分は戦隊モノの楽曲に対する考え方を改めた。
『気のせいかな (電磁戦隊メガレンジャーED)』
歴代の戦隊モノの主人公たちが付けている腕時計型の通信機器をモチーフに仲間との友情を歌うという、作詞のセンスが心憎い1曲。
「デジタイザー」を「携帯電話」くらいに変更すればハッキリ言って普通の歌だ(ヒットはしないと思うが・・・)。
曲調もミディアムテンポのバラードで自分としては1番歌いやすいタイプであり、メドレー後のカラオケでも度々選曲している。
『救急戦隊ゴーゴーファイブ (同OP)』
『銀河鉄道999』と同じく日本語から英語への歌詞のバイリンガル化が可能な楽曲として、自分の中ではメドレー練習中の最重要課題曲だった1曲。
結局サビ部分しか英歌詞の暗記が間に合わず、不完全な形で当日を迎えた。
現在はサイバーダムに英語版も配信されており、そんな無駄に苦労しなくても歌うことができる。