オフコースがもともと好きでそれなりにCDも持っていて素養があったし、配信曲も20曲ぐらいで最初は練習などいらんだろうと軽い気持ちだった。
しかし課題曲に正式決定した途端毎月ごとに増加する配信曲。調べる度に増えている曲数には本当に恐怖したが、我々の選曲は間違いでなかった、我々に風が吹いていると確信。
そういったことで慌ててオフコースの曲を勉強し始めるわけだが、いしけんと2人でどうするよとあせっている間、平田は出たばかりのマイケル・ジャクソンのベスト(NUMBER ONES)ばかり聞いている始末。開催当日は平田のためにいしけんと2人わざとマイナー曲ばかり歌ったのだが案の定早々にギブアップ。「さよなら」も歌っていいぞと言ってるのに拒否したり、オフコースより知ってるという小田和正も付けたしてもまるでもたず。この時の屈辱からか比較的それ以降は勉強しているようだが。
またこの時平田を迎えに富加に行くのだが、途中畑の中に突っ込み車が全く動かなくなる羽目に。大晦日にも関わらず手伝ってくれた富加の方々は優しかったが、結局労力むなしくJAFを呼ぶことになった。久々に起こったイベントになんか自分は気分が盛り上がったりしたものだ。
私とオフコース
『NEXTのテーマ −僕等がいたー』
オフコースの中でも私が1番好きな曲。私が入学する前年の広陵中の文化祭テーマソングで、その文化祭のビデオを見て気に入ったのが私とオフコースの出会いであり、思い出深い一曲。
2番の後のサビの部分「新しい時の流れの中で いつかまた逢える時がくるね」は人との別れがあるたびに心の中で流れている。オフコース自身も鈴木康博が脱退する直前の曲だったらしい。
『たそがれ (ENDLLES NIGHT)』
私が持っていたオフコースのベストには英語版の『ENDLLES NIGT』しか入っておらず、『たそがれ』は聞いたことがなかった(いまだに音源を持っていない)。そのため私の中では『たそがれ』ではなく『ENDLLES NIGHT』な曲で、バイリンガル化で歌ったことも。現在サイバーダムなら『ENDLLES NIGHT』でも入っている。
サビの部分のコーラスは絶品で、オフコース全作品の中でも特にお気に入りである。
ちなみに『ENDLLES NIGHT』の歌詞は、スティングの『ENGLISHMAN IN NEW YORK』を彷彿とさせる。
『昨日 見た夢』
広陵中3年生の時、いしけんのクラスが文化祭での劇のフィナーレで合唱した楽曲。ちなみに前述の「NEXTのテーマ」の他に、「僕等の時代」「生まれ来る子どもたちのために」などがテーマソングに選ばれたりと、広陵中の創成期の文化祭はオフコースと繋がりが深く、そうした背景が私のオフコースとの関わりを深めていくきっかけになった。
この「昨日 見た夢」が収録されたアルバム「still a long way to go」を友人にダビングしてもらったのが私がオフコースの曲を所有した最初であり、私も入り口は後期の楽曲だったりする。当時はカセットテープだったので、小田和正以外の曲を飛ばすのに早送りするのが面倒だった。