『カラオケの鉄人』という複数機種から選曲できるという、
塾生にとって夢のようなカラオケボックスで行われた今回。
しかしその選曲方法(リモコン操作)と部屋の狭さに苦しめられた。
やっぱり部屋は一度ジャパレンの広さを知ってしまうと、
特に都心部のカラオケの部屋には我慢できなくなるな。
そして何より大変だったのが平田大先生が自分で課題曲を一切選曲しやがらなかったことだ。
おかげで課題曲の消化が思うようにいかず、
ソロで歌うつもりだった楽曲との兼ね合いに苦労する羽目になった。
平田君もずっと歌いっぱなしになり、自分の首を絞めていた感もあるがな。
しかし逆にそのおかげで今回は歌う順番とかは関係なくなり、
ひとりの人間が連続して何曲も歌い続けるという新たな展開も見せた。
って言うか、俺が「ハルヒ5連発」でそういう展開にした。

主な楽曲の感想

『INSPIRE』 浜崎あゆみ
今回やったライブ・ヴァージョンのカラオケが配信された時からやろうと思っていた楽曲。
ソロで歌った1曲目なので、俗に言う今回の「石井の1曲目」はこの楽曲である。
そろそろここらでアニメ以外の楽曲を出しても良い頃合と思ったのと、
ヴィジュアル的なインパクトがある程度は見込めるので、
そんなに空振りはしないだろうと考えて選曲した。
ちなみに初めてこのライブ映像を観た時、俺は仰天した。
浜崎あゆみはあんなパフォーマンスをするアーティストではなかったはずだからだ。
浜崎あゆみに出来るのなら俺にもと思わせる、そんな楽曲である。

『player』 Origa with Heartsdales
事前に予告していた『攻殻SSS』のオープニング。
自分自身意外だが、俺が『攻殻』の楽曲を大例会で歌うのはこれが初めてである。
この楽曲の1番の見所はやはり2コーラス後のラップ。
平田君の協力も得て挑戦したが、ふたり揃って玉砕した。

『COLORS』 FLOW
俺と平田君のユニットの1曲目。
ここ1年俺が男性ヴォーカルの楽曲を歌うことはほとんど無かったので、
なんかやっぱり歌いやすかった。
しかし曲調的には明らかに俺より平田君向きの楽曲だな。

『魂の慟哭』 MW(片霧烈火/霜月はるか)
俺とやぶのユニットの1曲目。
やぶからの提供だが、やぶ以上に俺が気に入って1曲目に歌うことになった。
それにしても片霧烈火とか霜月はるかとかって何者なのだろうか?
こんなやつらがメジャーではなく同人の世界にゴロゴロいるのかと思うと、
ちょっとサッカーの世界でのブラジル人の気持ちがわかったような気がした。
この楽曲は工夫すればひとりでも歌えそうなので、
これからも俺が歌うこともあるだろう。

『ハレ晴レユカイ』 平野綾・茅原実里・後藤邑子
始め平田君からこの楽曲を提案された時には、何を今更と思った。
しかしDVD特典にフルダンス・ヴァージョンが収録されることを教えてもらい、
俄然ヤル気を出して練習に取り組んだのである。
ご存じの通りTVヴァージョンの『ハレ晴レユカイ』は
イントロや楽曲の1部分がカットされている訳で、
ダンスもTVヴァージョンに準じて作られている。
しかし当初はフルコーラスで企画されていたらしく、
絵コンテの段階ではフルコーラスのダンスが存在している。
俺と平田君は当然その絵コンテも参考にフルバージョンでのダンスの再現に取り組んだ。
やってみて思ったのは、歌いながら踊るのは非常に骨が折れる作業であるということ。
しかしまた再挑戦してみたいものだ。

『THE GARDEN OF EVERYTHING 〜電気ロケットに君を連れて〜』 坂本真綾
そもそもこの企画を提案したのは俺が平田君とこの楽曲がやりたかったからである。
非常にテクニカルかつ難解な楽曲だが、こういう楽曲に挑戦していってこその俺だ。
サビのマッシュアップ(ひとつの楽曲の中に別の楽曲のメロディを挿入する)も
そこそこ上手くいったのではないかと自己満足している。

『謳う丘〜EXEC_HARVESTASYA〜』 志方あき子
今回唯一の心残り。
残念ながら配信されなかったため今回は歌えなかったが、
俺が昨年1番衝撃を受けた楽曲である。
人工言語「ヒュノムス」を駆使した圧倒的なコーラスワークを
是非塾生全員で再現したかった。
しかし俺はまだ諦めていないので、
ここにその決意の証としてあえて歌ってない楽曲の感想を残しておく。
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