ねのはら・子の原、は高根村にある高原ですが、
名前の由来について文献がありました。
高根村は古くはワラビの根を採取してワラビ粉を生産出荷しており、
同高原がその主産地であったため、根の原からきたものであろう、
との事です(角川日本地名大辞典・21岐阜)。
またかつては畜牛の放牧が盛んで、牧場があったのですが、
昭和四十年代に別荘分譲地として売り出され、スキー場が
出来たもののあえなく倒産、ただし今はキャンプ場経営になっているようです。
つまりは子の原は実は後世の宛て字と言う事なのでしょう。
意味をあれこれ考えても論外である、
とも考えられますが、広辞苑等によりますと、
ね・子、の意味は、干支の一番・ねずみ、北の方角、真夜中十二時、
という事ですが、語源としては全てが外れです。
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