大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム

ねずし・飛騨方言

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飛騨の郷土料理・ねずし、ですが、冬やわい(=冬支度)のひとつとして 年末に漬け込み、お正月にいただく料理ですね。 下呂市サイト記事の抜粋ですが、
飛騨地方に伝わる「ねずし」の仕込みが下呂市馬瀬西村の 「水辺の館」で始まりました。 ご飯にマスやニンジン、大根、こうじを混ぜて発酵される伝統食。 半月ほど寝かせて食べることから名が付いたと云われています。 【問い合わせ先 さんまぜ工房 TEL0576-47-2134】
寝寿司という漢字をあてるべきなのでしょうか。 グルメ談は抜きで当サイトは言葉のみを扱います。 と言う事で、文字通り、下一段自動詞寝る連用形(転成名詞)+寿司、寝ている寿司、という意味ですね。 寝かせるからではありません。 寝正月という言葉はあっても、寝かせ正月という言葉はありません。 いかがでしょうか、下呂市教育委員会殿。 つまりは年末に漬け込まれて二週間近くもじいっと寝る寿司です。 寝かせる寿司・発酵させる寿司、ではなく発酵する寿司と考えたい所です。 飛騨では寝正月(自動詞の言葉)に寝寿司(自動詞の言葉)と言う事でしゃみしゃっきり。

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