今は梅雨時、湿度が高くて不快指数が上昇中です。
男性は仕事の場合はネクタイが必須のマナーなのは何とも早、困ったものですが
クールビズという言葉が2005年夏に登場、要は開襟シャツもビジネス姿として
認めましょう、という時代になりつつあります。
この蒸し暑い世界一不快指数の高い国で、エアコンを利かせた職場で
馬子にも衣装・黒いスーツにネクタイをして仕事をなさっている方々へ、やはりご自身なりに
おかしいと思われませんか。私自身は世界へのメッセージたらんと
国会の本会議においてさえ夏は
クールビズで行うべきだと思います。
という事で、ノーネクタイ、略してノータイ、をキーワードにネット検索しますと
それなりの数がヒットしますが、実はノータイが飛騨方言なのです。
といっても厳密には大西村のことばです。子供らが遊んでいる時、
不測の緊急事態が発生した場合にはすかさず、"ちょっとタンマ"ではなく、
"タイム!"と宣言するのが大西村のルールなのです。
時間です、という意味ではなく、英語の他動詞 time の命令形、ですね。
つまりは、ただちに休憩モードに入るので時間を各自測ってください、という
ような意味といってもいいでしょう。
例えば、ドッジボールをしていて突然に目にゴミが入った場合、"タイム!"と叫べば
ただちにゲーム中断です。そして目のゴミがとれてまたゲーム再開したい時の
合図が"ノータイム!"、略してノータイ、ないしノッタイ。和製英語という訳ですね。
飛騨地方で広く使われているかどうかは皆目検討もつきません。
ネット情報も皆無に近く、俚言の可能性すらありますが、
どんなつまらない言葉もせっせと発信している佐七が俚人の
可能性が高いとも言えましょう。
突然に英語の問題ですが、訳してみてください。
Q. Time flies. But you cannot, because they fly too fast.
光陰矢の如し( Time flies like an arrow. ) は関係ありません。
答えは、"ハエ達の飛行速度を測りなさい。でもあなたには無理でしょうね。
だって彼らはあんなに早く飛んでいるからね。"ですって。
英語の同音異義語のジョークです。しゃみしゃっきり。
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