からすのだんべ、うーむ懐かしい言葉といえましょうか。
かまきりの卵塊の事ですが、草むらで時々発見しますね。
見た事が無いという方は、ハラビロカマキリの卵塊、などをキーワードにして
お調べになり、画像をご覧あれ。
さて飛騨方言の解説ですが、品詞分解は、カラス+の+だんべ、という事で
何かカラスに付属するもののことですが、それはズバリ、
信楽人形のたぬきくんから連想していただくのが一番です。
カラスくんは鳥類ですから
哺乳類・たぬきくんのような立派な持ち物は実は
ありません。つまりは、牛のものに似ているとか、
たぬきのものに似ているとかいう露骨な表現を避けて、
きっとカラスのそれはこんな感じかもね、という
婉曲表現、ユーモアなのでした。
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