大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム

なんか変な名前の飛騨のスキー場・モンデウス

戻る

モンデウス飛騨位山(くらいやま)スノーパーク ホームページがヒットします。 これが何とも早、またなぞめいた名前のスキー場ですね。 スノーパークは Snow Park とでも英訳すればよいのでしょう、 スキー場という意味でこれ以上に議論しようにも始まらない。

問題はモンデウスですが、さてどんな意味でしょう。 またその綴りが問題なのです。 "Mont Deus" ですか、あるいは "MontDeus"ですか。 まあ勿論、あらゆる言語でネット検索しても、当該スキー場情報以外に無し、 造語には間違いない、(高山市の)一宮方言と断定できます。

ヒントを言います。モンデウスといえばアマデウスでしょう。 モーツァルトの事です。アマデウスという映画が有名でご覧になった方もありましょう。 相当数のネット情報がありますので、 お察しのよい方はこの記事を読みきらないでモーツァルトのネット情報から、 モンデウスの意味を考えてみてください。お忙しい方は以下にお進みください。

Mozart's name に有りますように洗礼名は Johannes Chrysostomus Wolfgangus Theophilus Mozart。アマデウスは彼のミドルネームです。 またドイツ語名でのモーツァルトは Wolfgang Gottlieb Mozart。

ドイツ語、ラテン語を学ぶと気づかれるはずですが、実は Amadeus, Theophilus, Gottlieb の 三語ともに神を愛するという意味なのです。以下、佐七の下手英語ですが、 The word Amadeus (Lat.) stands for amor ( to love ) plus deus (The God Zeus). The word Theophilus (Lat.) also stand for theo (= The God) plus philus (= to love). Again the word Gottlieb (Ger.) stands for Got ( = The God ) plus lieben (= to love), also.

要するに"アマデウス"がラテン語で"神を愛する(人)"という意味である以上、 "モンデウス"はラテン語で"神の山"という意味です。 英語に訳せば The Mountain of Zeus という事になります。 位山だから神の山、つまりゼウスのマウンテンとしゃれてみたのですね。 なあんだ。

それにスキー場の名前が神という言葉にこだわるにもちゃあんとした訳がある、この村には実は 飛騨一宮水無(みなし)神社という飛騨随一の立派な神社があります。 でもどう考えてみても、この山のふもとにおわします水無神社様はゼウスの神様じゃないぞ、 当の天空神ゼウス様だって山神様じゃありません、 ばちがあたらんですか!!! という事で( おりゃ(=私は)おそがい(=恐ろしい)事は嫌いじゃで )しゃみしゃっきり。

ページ先頭に戻る