大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム

はこねうつぎ飛騨方言

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私:ハコネウツギ箱根空木はスイカズラ科の落葉低木。学名は Weigela coraeensis。海岸近くには自生するが、神奈川県箱根には自生しない。漢名は錦帯花。異名としては、べにうつぎ、べんけいうのはな、やまうつぎ、べにうつぎ、ふじうつぎ。飛騨方言は、うのき("くぐのの唄と祭ばやし"・昭和61年刊行)。
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君:第一に箱根には自生していないのだし、飛騨にも自生しているわけないわよね。
私:いかにも。つまりは海の無い県では観賞用として栽培されているという意味。
君:錦帯花とは、これまた豪華な名前ね。
私:花期は5 - 7月で、枝先と葉腋に花を数個ほど咲かせ、白い花が次第に赤へと変化するので。蛇足ながら、うつぎ空木はユキノシタ科。
君:ややこしいわね。箱根空木の方言量は?
私:60ほど。少なくはない、という量だね。ちなみにウノキは木曽と飛騨の共通方言。
君:うつぎ空木の、つ、を古代の所有格の格助詞、つ、と理解すれば、意味的にはぴったりね。
私:またまた、ご冗談を。ははは
君:落ちは私の勤めよ。ほほほ

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