大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム |
ひだきせるあざみ飛騨方言 |
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私:ヒダキセルアザミ飛騨煙管薊はナンブアザミ節キセルアザミ亜節の多年草。学名は Cirsium hidapaludosum。古来から飛騨にのみ分布する。 国立科学博物館 https://www.kahaku.go.jp/research/db/botany/azami/detail.html?no=129 ![]() 君:方言学とは関係ないわよね。 私:そう。植物学の話題だが。こんな言葉は飛騨にしかない、という事で広義の方言かも。 君:アザミの一種ね。 私:そうなんだよ。発見されたのはつい最近。岐阜県博物館資料を一読して欲しい。発見者は地元の植物学者、長瀬秀雄。論文はここ。1987年。 君:そもそもがキセルアザミという植物があって、うんちょっと違うぞ、という事で長瀬秀雄様がお気づきになったのよね。 私:多分ね。発見者に命名権がある。氏は迷わず飛騨という地名をお付けになった。そんな事に興味がある方は岐阜県博物館の、名前のヒミツ教えます―植物に隠された物語―、をご一読ください。 君:あくまでも飛騨のついた名前には拘りたいと。ほほほ |
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