大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム |
ほたるぶくろ飛騨方言 |
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私:ホタルブクロ蛍袋はキキョウ科の多年草。学名は Campanula punctata。英名は bellflower、campanula。各地の山地や道端に分布する。異名としては、ホタルバナ、トウロウバナ、ツリガネソウ(釣鐘草)、アメフリバナ(雨降花)。漢名は山小采、紫斑風鈴草、燈籠花、吊鐘花。季語は夏。飛騨方言は、ちょうちんばな。 wiki ![]() 君:共通語の語源については書くまでもないわね。学名についても聞き覚えがあるわ。 私:皆さまがご存じなのは名曲・ラ・カンパネラだろう。イタリア語で鐘の事。 君:季語は当然として、可憐な花なら花言葉がなくっちゃ。 私:正義、忠実、愛らしさ、貞節。但し、海外では白は「感謝」だが、紫は「嫉妬」の意味がついているというから怖い。 君:あら、嫉妬とは、自分を卑下する感情、つまりは相手に対する尊敬の念よ。 私:なるほど、そういう事か。いやあ、君の語感には嫉妬しちゃうな。話を戻して、ホタルブクロの方言量は多い。ざっと150。ちょうちんばな、は最大派閥で、全国共通語。 君:つまりはかつての中央の言葉ね。 私:その通り。 君:ほたる、の音韻の方言も多いのでしょ。 私:その通り。ちょうちん・ほたる、この二つの音韻が二大派閥だ。変わったところでは、例えば、あんぽんたん(神奈川、京都府)がある。 君:意味不明ね。 私:形がご愛敬、からの発想だろうか。 君:平凡な語感ね。 私:えっ。嫉妬しないのかい? 君:しないわ。ほほほ |
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