大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム |
かみおかざくら飛騨方言 |
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私:カミオカザクラ神岡桜 Cerasus ‘Kamiokazakura’ は
1984年5月、久保田秀夫と長瀬秀雄により岐阜県飛騨市神岡町和佐羽の山林で発見された、カスミザクラと近畿豆桜の自然雑種。 日本花の会 桜図鑑 ![]() 君:方言学とは関係ないわよね。 私:そう。植物学の話題だが。こんな言葉は飛騨にしかない、という事で広義の方言かも。 君:桜の一種ね。 私:そうなんだよ。日本には現在、六百種以上の桜があるが、自然交配で生まれたものは100種以上だとは言っても、人工交配が圧倒的に多い。つまり珍しい自然雑種。 君:久保田秀夫氏とは。 私:長野県出身。小学校教諭を経て、1948年から東大付属日光植物園(栃木県日光市)の技官。野生の桜に情熱を注いだ。2002年没。 君:長瀬秀雄氏とは。 私:飛騨出身の植物研究者。高山市の植物 「高山市現存植生図」付、の著書がある。写真でみる久々野の野生植物、の著書もある。ヒダキセルアザミの発見者。ネコノメソウ属ホクリクネコノメ群(ユキノシタ科)の一新種と群内の分類学的再検討に長瀬氏の名前が出てくる。 君:北陸猫の目の意味ね。ほほほ |
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