大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム

なつはぜ飛騨方言

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私:ナツハゼ夏櫨はツツジ科の落葉低木。学名は Vaccinium oldhamii。古来からに全国の山地に分布する。異名としては、あきごろも。飛騨方言は、ばちりん。
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君:はぜ、という言葉もあるわよね。
私:はぜ櫨・黄櫨はウルシ科の落葉高木。そもそも種類が違う。ただし、ナツハゼはハゼに似ていることからつけられた名前だ。はぜ、は琉球から渡来したもので、実から蝋を採るために栽培されていたが、これが野生化して全国に分布する。
君:あきごろも、とは。
私:秋衣にて、秋に着る衣。あきさりころも・秋去衣に同じ。ただし秋去衣は連歌。俳諧では牽牛・織女の二星が七夕の夜に着る衣を指す。季語は秋だね。
君:ナツハゼの方言量は。
私:結構、多いよ。150位。ばちりん、は俚言。
君:なるほど、ならば語源は不明ね。
私:はちりんせん八厘銭は天保通宝銭の異称だが、関係ないだろうね。
君:花を見ると、ふうりん風鈴にもみえるわね。ほほほ

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