大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム |
サトイモの飛騨方言2 |
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私:サトイモ里芋はサトイモ科の多年草。熱帯アジア原産で、日本へは古く渡来し、各地で栽培されている。サトイモ科といえば、世界に115属約二千種もあるので、言葉の解析としてはお手上げ。古語としては芋全般を示していたが、からいも唐芋、所謂、サツマイモが渡来してから、区別の意味でサトイモと呼ばれるようになった。方言量は約三百。完全にお手上げ。飛騨方言はハタイモ。 君:ハタイモの語源は畑+芋よね。 私:勿論そうだよ。全国共通方言だが、東日本に多い。サトイモの方言の傾向としては最大派閥というものはない。無数の群雄割拠の状態だ。また地方によってはサツマイモの事をサトイモという地方もあり、本当に何が何だかわからな言葉だ。 君:方言の文献を読み解くのは至難の業ね。 私:うん、飛騨方言以外の方言について知ったかぶりの記事を書くのはしないに限る。早い話が、なにがなんだかわからない植物方言の世界。蛇足ながら、いも、の古語は、うも宇毛(万葉、3826) 君:どんなサトイモだったのかしらね。ほほほ |
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