大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム

ツユクサ飛騨方言

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私:ツユクサ露草・鴨跖草 Commelina communis はツユクサ科の一年草。やや湿った路傍や小川の縁に自生する。漢名は鴨跖草。別名が、ぼうしばな、あおばな、あいばな、はなだばな、うつくしぐさ、ほたるぐさ。季語は秋。飛騨方言は、とてこっこばな、どんぼぐさ。
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君:飛騨方言は粋な名前とはいいがたいわね。それに鶏の例えというのも抵抗があるわ。
私:それはそうなんだが。見た目が鶏という意味ではなくて、鶏が好んで食べるという意味があるかも。いや、ないかもしれない。
君:可憐な花なのだから、なによりも花言葉よ。
私:なつかしい関係、密かな恋、敬われない恋、恋の心変わり、尊敬、小夜曲(セレナーデ)、など。つまりは恋。
君:わかるわ。説明は不要ね。
私:そう。ネイビーブルーとも言う。洋の東西を問わず、という事だね。
君:ええ、ところで、つゆくさ、は和語かしら。
私:いや、違う。つゆくさ、の古名は、つきくさ月草だ。この花を布にすりつければ青色に染まるが、その色が淡く、濡れればさめてしまうので、うつろふ、の比喩として用いられることが多い。枕詞つきくさの、は、うつろふ・うつす・消ゆ・仮なる、などにかかる。
君:はかない事の例えね。
私:そう。つかの間の恋。なんとはかない、なんとせつない事だろう。
君:その一瞬に永遠を感ずるものなのよ。Love is forever. ほほほ

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