大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム

ウルチマイの飛騨方言

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私:コメには二種類あって、ひとつはモチゴメ。そのまま食べるのがウルチマイ。飛騨方言では、それぞれモチゴメ・タダマイという。
君:食べるお米は単にコメという事のほうが多いのじゃないかしら。ウルチって、どういう意味?
私:コメの古名は、うるしね。ここから来ているね。また、古くにはヨネと呼ぶことも多い。いひほ・いひぼ飯粒、にしきね和稲、はちぼく八木、等々、言い方には限りがない。うるしね、は数ある呼び名の一つ。
君:ほほほ、古代からお米は敬われてきた事がわかるわね。それでも飛騨方言で、タダマイ(餅ではなく単に食べる為のコメ)、とは。少し、がっかりね。
私:飛騨ではモチゴメがより神聖視されていたという事だろうね。童謡・正月ぁええ。

君:なるほど。マンマ(ただまい)はとても素敵だけれど、アッボ(お餅)こそ最高、という事ね。ほほほ

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