大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム

やまのいも飛騨方言

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私:ヤマノイモ(山の芋・山芋・薯蕷)はヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草。学名は Dioscorea japonica。英名は Japanese yam、glutinous yam。日本特産。異名としては、ジネンジョウ(自然生)、ジネンジョ(自然薯)。漢名は薯蕷だが、日本固有種にて、古くは中国原産のナガイモを意味する漢語の薯蕷を当てた。飛騨方言は、つくねいも。
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君:共通語の語源については説明は不要ね。日本特産なのだし。ジネンジョについては説明が必要ね。
私:ジネン自然は仏教語。正信偈に出てくる。ジネンチ自然智とはその人間に生来そなわっている優れた知恵の事。
君:ヤマノイモの方言量は?
私:百以上。やや多いほうかな。ナガイモ、ヤマイモ、ツクネイモが三大派閥。三者ともに全国共通方言。
君:では、ツクネイモとは?
私:他ナ下一つくねる捏の連用形、つくね、から来ている事は書かずもがな。
君:なるほど、手でこねて丸めるという意味よね。
私:その通り。この芋の調理法そのもの。
君:お好き?
私:ああ。単純発想だか、ねばねばしたものは体に良いと直感する。
君:そして、うまく見えるが、いざ、実際に食べてみるとそれほどでもない。芋粥、芥川龍之介。ほほほ

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