夜に爪切りをすると誤って便所に落ちるという意味ですが、 どぼしこむというのはドブーンと落ちるという擬声語的動詞ですが、 その言いやよし、金銭貯蓄型トイレのご家庭のお子さんには迫力満点の表現です。 昔はといえば、丸電球が光源でしたから、いや、明治時代はランプだけだったし、 江戸時代まではロウソクだけでしたから、やはり暗い、そのような暗い夜に わざわざ爪きりをしなくても、日中明るい時にすればよいという言葉ですが、 言い方が面白いので子供はこのような比喩を忘れないのですね。 最も、我が家だけの言だったのかもしれませんが。