"仮面の忍者赤影"のお話を少し。その昔、テレビでやっていましたね。
といっても小生が小学生の時です。
少年サンデーなどのマンガ本の思い出も古いのですが。
テレビの主題歌ですって、そりゃあ歌えますって。
〜仮面の忍者だあ、あかかげぇは 手裏剣、シュッシュッ、
シュッシュワー、あかかげがゆく♪♪
何故、赤影が泣けてしまう言葉なのかと申しますと、
飛騨の忍者という事にはなっていますが、実は史実では
ないからです。飛騨の戦国大名が忍者を養成していた
という事は、筆者の知る限り、ありません。
当時、小学生の私は伊賀流・甲賀流の忍術に
憧れていて、夢中になって少年雑誌の特集などを
読んだものでした。
伊賀上野市や滋賀県に生まれた人が"けなるがった"(=うらやましかった)のです。
がしかし、飛騨の忍者赤影だけはどうにもこうにも
楽しむ、誇る、という気持ちになれませんでした。
子供心に、飛騨にゃ忍者なんかおらん、なんでそんな
テレビ番組作るんや、といつも思っていた私。
結婚して家族で伊賀上野に旅行して、終に
念願がかなったぞ、と心の中で叫んだのでした。
娘らは知る由もなし。
小学生の佐七は少年サンデーの伊賀の影丸を毎週読むのが楽しみでした。
テレビで思わず笑った伊賀の影丸が人形劇として登場した時も、
きちんと見ていました。主題歌ですって、そりゃあ歌えますって。
〜かげぇー、ハッ、かげェー、ハッ、影丸がゆく♪♪
他に、竜巻小天狗(風をまきおこし、雲に乗り〜♪♪)、
隠密剣士(ゆくぞかけるぞ、林の中を〜♪♪)、
忍者部隊月光(空をとび、風を切り♪♪)など、
随分と忍者物のテレビ番組が多かったのですね。
参考 飛騨人がしびれてまう言葉赤カブ
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