ばばい をネット検索しますと、ずばり 阿波弁で "汚い"の意味であるとの発信があります。
ところが当サイトに紹介申し上げている辞書にはみあたらず、あるいは書くのが憚られる、お恥ずかしいのでしょう。
うーむ、確かに私の村では、阿波弁とまさに同じ意味で使っていましたが。
勿論、典型的な飛騨の村です。県外から嫁がれた方もいなく、先祖代々の方ばかり。
純白の山々から、やがて名残雪となり、子供登山をして間近にみると結局さいごは、ばばい雪。
のどがかわいても食べられません。
また地球温暖化の影響で、飛騨の村々も明らかに根雪は少なくなっていますが、
昔は相当の根雪があり、特に校舎の北側など四月まで、うすら汚れた雪の山があったものでした。
ほこり・土まみれの小雪山です。
ところで全国のトイレ辞書を紹介していますが、実はあれの事を飛騨方言では、二文字で@@というのです。
そして村では、馬を飼う家もあり、原っぱがあり、馬場となっていました。
やはり、馬場には大量の馬の@@が、なんともはや、究極のばばい雪。
さて、ばばっちい と言えば、立派な標準語ですから、方言も標準語も紙一重であるともいえます。
また若し、ばばい が突然、流行語になると、携帯メールで、この言葉が結構、若者にうけたりして。
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