5/18の新聞に乗鞍スカイラインの除雪が終了し、開通したというニュースがありました。
ようやく乗鞍に春の到来です。アスファルト道路は残雪もなく、黒々とくんで(=黒々と頭を出して)いますが
その両側はバスの高さより高い雪の壁です。そこで一首詠んでみました。
飛騨方言・すま、ですが、隅っこの事をいいます。そして飛騨方言・のま、ですが、なだれ(雪崩)の事を言います。
のまは実は地元飛騨でも話される事は少ないでしょう。
がしかし、ネット検索ではなだれをのまと呼ぶ地域は飛騨以外は皆無でした。
代表的飛騨俚言・のま、です。
さて、句意ですが、除雪されたスカイラインの雪壁ですが、突然にどかっと崩れることはないのでしょうか。
私は心配でしかたがないのですが、雪壁ぎりぎりを車が走行しますので、道路の端、つまりすま、で
雪壁が突然くずれる、つまりのまが起きないのでしょうか。
がしかし、昔からの風物詩、今までそんな事は一度もなかったのでしょうね。
むしろその雪壁を目前に眺める事こそ乗鞍観光の醍醐味という事で、雪またじ(=雪かき)する
方々は、やくと(=わざと)あくれて(=ふざけて)雪壁を高くする工夫をされたのでしょうか。
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