大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム

てんずくから降りてくるがい?霜の害

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しも(霜)といわれてもまずは都会で見られる事はないでしょう。 気象庁情報三重大学生物資源学部渡辺先生の講義 などを参考にどうぞ。 晩秋の今の時期、飛騨地方では畑などによくみられるはずですが、どうでしょうか。

さて、飛騨方言では、天頂のことをてんずく、といいます。天まで尽く、という意味で てんづく、と記載するのが正しいのかも知れません。 私は子供心に、霜というのは一夜の間に空から降ってくる雪の一種かと思っていた事がありました。

くるがい?、というのは、来るかい?、という意味で、飛騨方言ではカ行の活用品詞が よくガ行になる、所謂なまる、という事でご紹介しました。 詳しくは飛騨方言における終助詞・がいの記事をどうぞ。 勿論、終助詞・がいと害で韻を踏んだつもりなのですが、季節によっては思わぬ 畑の作物被害という事になります。 わらを敷いたり、タイヤを焼いたり、大変な事でもありましょう。

さて、俳句に"?"などの表意記号を用いることはよいのでしょうか??!!・・・ 例えば、大変な感動を伝えたい場合、初春や!、あるいは、おとしだま!!、 などという俳句はそれなりの雰囲気が出ると思うのですが。

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