大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム

イナバウアー真似するんやいなバービーで

飛騨方言俳句コーナーに戻る

2006年トリノ五輪女子フィギュア競技で金メダリスト荒川静香さんは 上半身をそらすイナバウアー( レイバック・イナバウアー)を得意とし観衆の喝采を浴びました。 この技は今年の流行語になりそうです。では季語はスケート用語イナバウアー、この語で一首まいりましょう。 この語はフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 イナバウアー に記載されました。 また荒川静香公式ページが発足したようです。

当のイナ・バウアー Ina Bauer 女史ですが今は65才のおばあちゃんなれど 往時の女史のお姿1962 - Ina Bauer をどうぞ。ヤフードイツにアクセス、次々にキーワードを換え、数分したらお写真にたどり着きました。 うーん、健康美人!!歌の文句じゃないけれど・・若いーってぇ♪素晴らしいーぃ♪♪

飛騨方言は、〜やいな、の部分です。〜だわよ、という女性言葉です。 終助詞・や、は共通語の終助詞・だ、に相当します。 つまり飛騨方言では決して終助詞・だ、は用いません。 また終助詞・や、は中性格ですが、三種類の方言文末詞・( えな、 いな、ぜな )を終助詞に接続させると俳句の如く女性格です。 やはりここは語呂合わせで〜いな、という言い回しで決まりです。 慣用表現として、
なんやいな(=なんだって事なのよ)
があります。なんやえな、とも言いますが、 なんやぜな、とは言いません。 別稿終助詞えな、ぜな、の意味の違いをご参考までに。 なお方言文末詞・ぞ、を文末詞に接続させると男性格( 〜やぞ=〜だぞ )になります。

さて句意ですが、女の子だもの、私も将来荒川静香のような華麗なフィギュア選手になりたいなあ、 とおもちゃのバービーちゃんをくねくねとさせて遊ぶのですね。 何故そんな事がわかるかって、ハイ私には娘がいます。 何人ものバービー人形ちゃんもいます。

ページ先頭に戻る