共通語・おおぐち(大口)とは文字通り大きく開けた口、おおきな口ということです。 また。共通語・ほそくち(細口)とは細首の水がめのことを指します。 さらには医療の現場で、細口開詮(ほそくちかいせん)という材料があります。 無菌の生理食塩水を小出しで使用するための首部分が細くなったボトルの事で詮のついたものです。 このタイトルの意味ですが、大きな口に細首の水がめ、という意味でしょうか。 イソップ物語ではくちばしの長い鳥のくちに水がめでした。 答えですが、飛騨方言では、細口はじつは、こまぐち、といい、おやつの意味です。 あられやピーナッツなど、こまごま(細々)と口にする物だから、こまぐち、というのです。 従って意味は、"おおきなくちにおやつ"の意味でした。しゃみしゃっきり。