大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 

答え

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1 生活語彙、わら、と第一人称代名詞(我)に格助詞「は」が接続すると同音衝突、これを嫌い、我が「ワリ」に変化、これに釣られて。
2 同上
3 ワリは尊敬語表現ではないから
4 男尊女卑の飛騨の風土
5 オレ俺は、おのれ、の短呼化。江戸時代まで男女が用いた謙譲語。男尊女卑の飛騨の風土では自然。
6 関西は尾高、飛騨は頭高
7 全国共通方言といい、古語に由来する言葉。たまたま二つの地域に古語が残る現象。
8 文末詞「よ」は疑問の助動詞「やらむ」、「のよ」は「の物よ」の略。念押しの「よ」は疑問文にはなりません。
9 子供の言語形成にかかわるのは地域。親ではありません。甚五郎は折角覚えた大阪方言を捨てて、飛騨方言をマスターしたのでしょう。
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  1. おぞい(良くない) おずし
  2. おそがい(恐ろしい) おずし・こはし
  3. おはる(ねだる) 業を張る
  4. がで(分量) 使い出
  5. けなるい(うらやましい) けなり異也
  6. げばす(失敗する) かけはずす
  7. しとねる(育てる) 人成る(ひとなる、自動詞)の他動詞化
  8. しょうけ(ざる) さうけ
  9. せらい(さっさと) 精出して
  10. せんだいも(ジャガイモ) 幸田善太夫が飛騨にもたらした
  11. そう(言う) さふいふ・そう言う
  12. だしかん(だめだ) らちあかぬ
  13. だっしゃもない(散らかっている) らちもなし
  14. てきない(疲れる) 大儀なり
  15. とうな(トウモロコシ) 唐+粟
  16. びい(女子) 卑
  17. またじ(片付け) まったしょうする、まったし 
  18. まちょう(器用) ましょう(仏教語)
  19. むてんに(むやみに) 無代(無體)に
  20. やくと(わざと) 役と、役目として
  21. やわい(仕度) いはふ祝、のハ行転呼

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