ここはB地点である。なにやら陶器で電線のつなぎ目部分のようなものがある。見て分かるように、植物にかなり侵食され何度も言うが気味が悪いのだ。窓からは誰かが俺を見ているような錯覚にさえ陥る。恐怖を覚えながら隣の部屋に移動する。 | |
隣の部屋に移ってみると、なんと巨大な配電盤があるではないか。意外としっかりとしており、さらには大掛かりな設備があることからかなり大規模な工業施設跡地と思われる。それにしても怖い怖い。昼でも怖い。何者かが配電盤の裏にいるような感覚がまたもやノエルを襲う。一時は入るのをためらったのだが、 | |
恐る恐る足を踏みいれる。床部分は荒れ果てており、先ほどのD地点の屋根に乗っていた照明器具やらバッテリーやら落ちていた。裏側はどうなっているのだろうか? 動物などの死骸があったら怖いけど、このまま引き返しても気になって仕方ないので裏にまわってみる。 |
|
ドキドキだった。が、案の定ショッキングなものは無く、電気系統の機械が綺麗に並んでいる。ここでチェックすべしはやはり年代だろう。探してみると、それらしきものがすぐに見つかった。写真では分からないが、日立製作所の計器用変圧器。昭和37年?月製と書かれていたので、1959年ごろからこの謎の施設が稼働し、]年後で撤退したことになる。 | |
さて、無事にBとCの間にたどり着き糞草ゾーンを抜けてきたわけだが、これからはいよいよ、本家A地点への調査となる。御覧のように左から画面手前まで下り、折り返して本家A地点へと下る道の跡のようなものがあることが分かる。先ほど見た建物群とあの工場は何らかの関係があるのは間違いない。(Dゾーンより少し奥に物置小屋みたいなものがあったのだが、何しろ糞草がひどくて、今では到達することは不可能に近いだろう) | |
さて、道跡を下っていくとこのような場所に出て、やはり道からストレートに建物につながっている。ここからは断崖絶壁となりその代わり建物の2階?部分とつながっておりストレートにここに入れるようになっている。ちなみに、1page目の写真4〜6枚目の写真は丁度この下の部分から写した写真であることが分かると思う。建物の中央には司令室のようなものも存在する。が、木は老朽化しており下はスケスケガールズであそこまで行くのはかなり危険だ。 | |
もちろん単独潜入なので何か事故が起きてもそれに気付いて救急車を呼んでくれる人はいない。しかし司令室に行けばそれなりの情報が手に入るかもしれない。木は信用できないが、鉄骨部分なら幾分信用ができる。この部分を渡っていけば問題ないだろう。そう判断したノエルは一歩一歩と司令室?に向け足を進める。上の写真のさらに左側は山の斜面となっており、万一落ちても大事には至らないだろうと判断し左側を伝って行く。そして到着。ここは司令室というよりも何か分からない。結局張り紙どころか何も参考となるものは見当たらなかった。(余談だが、素で落ちそうになりました、生きた心地はしませんよ。絶対に真似しないで下さい。落ちたら下にある廃材にモロに突き刺さってthe endです。) | |
はっきり言ってやばいです。すぐに引き返しましょう。鉄の部分だけを信用し来た道を戻る。ここで気付いたのだが、前に進むのは慣れてきたのだが、体をUターンさせるのが怖くてたまらなかった。歌にもあるように「行きは良い良い帰りは怖い♪」 | |
途中でこんな液体の入ったビンを見つけました。フタもしまっており、中の液体は一体何なのか気になりますが、ランプの精のような人が出てきたら怖いですので開けませんでした。実に気味悪いです。はい。 | |
無事に本土にたどり着き、喜んで帰路に着こうとしたとき、コンクリートの不思議なものが目に飛び込んできました。これを見た途端、ノエルは今まで感じていた疑問が一つに繋がったような気がしました。「炭鉱跡」です。青の点線で記しておきましたが、トンネル入り口のようなコンクリ壁にフタと思われるものがしてあったのです。これを見たとき、小さなトンネルにフタ?・・・炭鉱跡!!?と気付いたのです。赤丸部分には神棚?とも思えるような大きさの洞が彫ってありました。しかし、話はこれだけでは終わらない。ノエルの決死の調査が続く!! |