大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 文法

下一四段化とは

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僕:下一五段化・寝る()の続きだが、そもそもが飛騨方言では下一は五段化するのではなく、四段化するという事。でも、これをもっと突き詰めて考えよう。
君:えっ、どういう事?
僕: 全ての下一段活用動詞に内省実験を試みる。
君:全てといっても。ネット情報にあったのね。
僕:うん。例えばここ
君:うんざりね。一言で説明してちょうだいね。
僕:はいはい。これらの下一動詞を四段化してみると、五分類されます。★四段化が飛騨方言のセンスにあい下一段・四段の両方で活用するもの(寝る・寝らん)、★四段化する事により可能動詞になるもの(食べる・たばる)、★四段化する事により自他対動詞ペアになるもの(上げる・上がる)、★四段化する事により別の意味の動詞になるもの(捨てる・廃る)、★四段化するとナンセンス語となり成立しないもの。以上。
君:つまりは何でもありという事であり、法則はない、という事ね。
僕:そう。法則は無かった。
君:なるほど、一言で説明できてよかったわね。 ほほほ

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