2004年釣行記(8月21日)
一番良いポイントの対岸に入ってしばらくおとりを泳がせていると、自分の水中糸の目印付近に鮎がまとわりついています。何だ?とよく見ていたら、そのまま流されていき、おとり鮎の所に引っかかりました。あわてて、しかしゆっくりと引き抜くと上流で切られた仕掛けのついた天然鮎でした。(なぜかおとり鮎はついていませんでした)
その天然鮎をおとりにして上流にそっと放してやると、ぐんぐん上流に遡って行きます。
(あー、良いところに入った!)と思った瞬間に
コツン!と小さなあたりの後、目印が上流に引っ張られて行きました。
泳がせ用の柔らかい竿を使っているので、なかなか鮎が浮いて来ません。何とか引き抜くと幅の広い23センチの良い鮎でした。
このときには、連続して6匹が掛かりましたが、それであたりが止まってしましました。
少し遅めの昼食を取って、誰も入っていないチャラ瀬に行ってみることにしました。
ここは鮎がいたら一発で掛かってくる所です。
鮎がいるかどうかは石のハミ後を見て確認しました。
今年の九頭竜は写真のように白くなった石が多く、鮎がハンでいるところは黒くきれいになっているので、川の中が明るく見えます。
そういったところを探してこまめにポイントを探りました。
先に「かっちゃん」にポイントを探ってもらってから、後で私が探って行きました。
やはり「かっちゃん」の釣り残しがあり、小さな落ち込みの所で4匹の鮎が掛かりました。
さらに上流のチャラ瀬に行こうとしたら、横から3人の釣り人が来て、本命ポイントに入ってしまいました。
この後、またトロ場に戻ったのですが一番ポイントは空いておらず、そのまま終了時間が来ました。
今回は忘れずに魚の写真を撮りました。この中には養殖のおとりも2匹入っています。(当日夜バーベキューの予定があったため・・)
今年の九頭竜は型が良く、仕掛けを切られる人が多いと聞いていましたが、うわさ通り、型の良い鮎が揃いました。
長さだけではなく、幅も、高さもある良い鮎でした。
でも、もう少し数が釣れるとうれしいんだけど・・
トロ場の魚はこんなに大きいのに群れ鮎の様でした。
釣りデータ:
使用ロッド=沢田 名人 中硬硬A 9m 水中糸=フジノターボX0.07号+フロロ0.25号 掛けバリ=がまかつ掛けまくり7.5号4本イカリ ハリス=0.8号