2004年釣行記(9月17日)

この日は会社の有給休暇を取って、千曲の大鮎を釣りに行く予定でしたが、雨による増水&あか飛びのため千曲を断念し、
近場で大きい魚が釣れる場所を探して出かける事にしました。今日は会社の先輩の「奥村直ちゃん」(仮名)も一緒です。
直ちゃんは体調が思わしくない(仕事したくない病)にもかかわらず、朝時間通りに我が家に来てくれました。。

集合時間は朝の5時でしたが、場所を決めるために中日スポーツが配達される時間まで出発を遅らせました。
結局、それでもまだ決めることが出来ずに取り敢えず、飛騨川ぞいを北上し、益田川か飛騨川本流か白川か付知川にすることで出発しました。
途中「釣りキチかっちゃん」に電話して、付知の情報を聞き、良さそうなので、付知に行くことに決めました。
最初は新田瀬橋の下流、昨日「かっちゃん」の友達がそこそこ掛けた所から始めることにしました。
水は少し高めで濁りなし、水温が18度と低めなのが気になります。
早瀬の中の壺や溝を狙っておとりを泳がせますがなかなか掛かりません。
対岸には他の釣り人がいたのですが、その人も掛かっていない様子でした。

対岸の人がかなり下流に下がったので、その人が立っていたすぐ足下の、テトラの際におとりを入れて見ました。
すると入れたとたんに「グリグリ!」と小気味良いあたり、開始1時間かかってやっと1匹目です。
無事引き抜きも決まっておとりを換えます。掛かったのは良い型の雌でした。
そのおとりをそっと放すと、流芯を元気に横切って泳いでいきます。
すると、すぐにまた「コツン!」と小さなあたりの後、目印が吹っ飛んでいきました。2匹目は2分後でした。
これから掛かる?と思ったのですが、それでぱったりと止まってしまいました。

同行の奥村直ちゃん(仮名)はここではさっぱりなだったので昼食後に場所換えすることにしました。下流に移動して杉渡瀬橋の周辺に入ることにしました。
膝が痛い直ちゃんは車を止めた目の前のチャラ瀬、私は大鮎狙いで橋の真下の瀬から下流を狙うことにしました。
第2ラウンド開始は午後の2時でした。
初めは午前中と同じようにどこに入れても掛からなかったのですが、3時過ぎ頃からポツポツと掛かるようになってきました。
特にこの橋の真下の瀬では3匹入れ掛かりがありました。そのうちの1匹が今年の最大サイズになる鮎でした。なかなか直ちゃんが下がってこないので、(めまいでも起こして川の中に浮いとらせんか?)と心配になり、まだまだ掛かりそうでしたが仕方なく上流に向かって移動し始めました。

途中で川の中にデジカメを入れて水中写真を撮ってみました。
うまくいけば鮎が写るはずでしたが、今の時期そうたくさんいるわけでもないので、やはり石が写っているだけでした。残念!

しばらく歩いて行くと上流に直ちゃんの姿が確認でき一安心、目の前にある荒瀬の脇に養太郎を付けて放り込んで見ました。
するとすぐに「どかーん!」とものすごいあたり、竿をすぐに上流側に倒し、掛かり鮎を岸に向けようとしてもお構いなしに瀬の芯に向かって逃げていきます。あっという間に流れに乗ってしまい、下流にある落ち込みの方に流れていきましたので、とっさに舟をベルトからはずし、河原に上がって下流に走って行きました。落ち込みの下にはトロ場があるので、そこでゆっくりと取り込もうと言う計算です。鮎より先にトロ場に到着したのですが、なかなか鮎が下がってきません。「ん?」竿をたててみるとなんと、荒瀬のど真ん中の石の下に掛かり鮎が着いたまま糸が巻き込んでいるではありませんか!(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)!
何度も竿をあおって見たのですが、どうしても取れません。
魚はまだ着いている様で、手元には糸が石にすれる感触と魚が暴れているグリグリとした感触がありました・・・。仕方なく糸を切りました・・。
←左から右への流れ。写真中央のたるみで魚が掛かり、右上の白泡の中に引っかかった。 残念・・。

結局これで打ち止め、最終的に全部で8匹にしかなりませんでした。切腹!
一番手前中央の鮎が今回の最大26センチ、雌でした。
最後の魚はこの魚より確実に大きかったと思います。
(見ていないけど。)
リベンジするために、この日釣り終わった後、かっちゃんに連絡を取り、翌日の土曜日も付知に来る約束をしました。
(このときは次の日どんなことが起きるか想像もしていなかった・・。)

これが今回使った「ロッド 沢田」製の「名人 P5 硬 9m」です。
「ロッド 沢田」は愛知県豊田市の矢作川の近くにある名鉄三河線平戸橋駅の目の前にある鮎竿専門のロッドメーカーです。(一部テンカラ竿もあり)
穂先先端はソリッドカーボンで出来ており、強度としなやかさを持っているため、細糸が安心して使え感度が良い竿になっています。
また、元竿は長く、先端に行くほど短く設計されており、強度の割に軽い竿になっています。

興味のある方は「ロッド沢田」で検索するか、メールを頂けば連絡先をお教えします。
実はこの日、車のバックドアに竿を挟んでしまいましたが、かなり強く挟んだにもかかわらず、元竿と手元2番に少しヒビが入っただけですみました。
この竿は本当に強いですよ、軽いし。
(でも修理代にいくら掛かるんだろう・・)(T_T)

このおやじが奥村直ちゃん(仮名)です。
会社を休んで来てるのがわかるとまずいから、「名前に(仮名)と付けろ!」と言っていました。
要望通り、名前の後に付けてありますが、顔写真を載せたらからもうバレバレです(^_^)v。
直ちゃんはあの後、チャラ瀬で10匹の鮎を掛けていました。水温が20度になったらばたばたと掛かり始めたそうです。



さて次の日、大鮎にリベンジをしに付知に来た私は、どんな目に遭ったのでしょうか?わかった方はメールで答えを送って下さい(かっちゃんはだめ。)
ま、当たったとしても何も出ませんが・・。
では次回をお楽しみに・・。

釣りデータ:
 使用ロッド=沢田 名人 硬 9m 水中糸=フジノターボX0.1号+フロロ0.4号 掛けバリ=がまかつコーダ8号3本イカリ ハリス=1号

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