操作中に突然画面が固まって、なんの操作も受け付けなくなったことがありませんか？
それでも、マウスを動かしていると、本体のほうから、ギギー　ギギ－　と壊れそうないやな音が聞こえることもあります。

そんなときは、自分じゃ操作を諦めて、家の中で一番コンピューターに詳しい誰かに、助けを求めます。
我が家のエキスパートは、こんなときもちろん、眉間にしわを寄せ、「何したんだ。」などとあなたを責めつつ、コンピューターの前に座ります。

コンピューターは、もう二度と触るまい。とおもうのはこんなときです。
心配そうにディスプレイを覗き込むあなたの前で、舌打ちをしつつ、操作が続き、「たのむぞ。」など一言あった後、ディスプレーにわけのわからない文字が出て、Winndowsの文字、そして最初の画面へ、残念ながらあなたのやっていた作業は,やり直し。
まぁそれはいいとしても、どこか知らないところで、不具合がおきていて、いつかついにクラッシュしたらと不安は残ります。

しかし、画面がフリーズ（とまってしまうことです。）するのは、何もあなたのときだけではありません。
それを直した我が家のエキスパートのほうが、こんな目に会った回数は、ずっと多いはず。
それに、なにやら難しい顔でキー操作をしていても、こんなときやれることは実はたいしてありません。

画面が固まって動かなくなったとき出来ることといえば、
キーボードの左下のすみっこにある"Ctrl"と書いたキーと、
そのひとつ飛んだ隣の"Alt"そして、矢印キーの上にある６つのキーの左下"Delete"。
この３つのキーを一度に押して、固まっている画面を強制終了させることだけ。

強制終了と言うとなんだか大層ですが、ようは、タマゴッチのリセットと同じ、今までやっていたことをなしにして最初から。と言うことです。

うまくいけば（いかないこともあります。）、あなたの作業中のデーターが、無くなって、元の状態からやり直しですみますし。

再起動しなければいけない場合は、複数開いたソフトの保存されていない分の作業がやり直し。
残念なことに、リセットをかけても、画面が固まったままのときもあります。

２度,３度試してみて、何の変化も無いときは、しょうがないのでこのまま、電源スイッチを押して、電源を切って再度起動します。
このとき、ちょんと一回ボタンを押しただけでは、電源が切れないときがありますが、そんな時は、ボタンを押したらそのまま指を離さず押しつづけます。
それでだめならば、コンセントを抜いてしまう。

いきなり電源を切るのは、コンピューターの機械やソフトに負担がかかると言われますが、このままほっとくわけにもいきません。
少なくとも私の場合、目に見える不具合が起きたことはありません。
出鱈目にキーを押してみるよりは、リセットするのが一番手っ取り早くて安全だと、私は､思っています。

コンピューターをいじっていれば、いつかは遭遇するフリーズですが、
被害を最小に抑えるためには、ほかの人の作業中で開きっぱなしの画面があれば、割り込まず、作業中のソフトを閉じてもらってから、自分のやりたいことを始める事。
そうすれば、万が一再起動ということになっても、他人の作業まで道連れにしないですみます。
ただし、他人のやっている作業を勝手に終了させないこと、
作業前の状態を保存して、編集しようとしている場合、そのもとのデータが、上書きで消えてしまうことがあるからです。

それでは、そもそも、なぜ画面がフリーズするのか？ わたしは知りません。難しい話は眠くなる私の頭では理解不能です。
ただ、フリーズ予防には、メモリーを増やすのが効果的だそうです。

初心者向けのパソコンは、２.３年前までなら３２ＭＢくらい、いまだったら６４ＭＢまでくらいが予め入っています。
いま、インターネットをするだけでも、６４ＭＢくらいはあったほうが良いようですし、お絵かきソフトや写真を加工するソフトを使うのなら、この倍、もう６４ＭＢくらいを増やすと安定してきます。
フリーズしたときも、ほかのソフトもウインドウズも道連れと言う事態の確立は低くなってくると思います。

また、「不安定なWindowsでは、使ってもいないのに大量のメモリーがOSに占領されてしまっています」と言う場合があるそうで、
この「物理メモリーを一定量確保する」ためのフリーソフトがダウンロードできます。
ただし、どんなソフトも使えばメモリーを食うので、一杯いっぱいのメモリーしかない場合かえってマイナスとなることもあります。

コンピューターもインターネットも無くても困らないし、わからなければ、家の誰かに助けてもらえばいいとも思うのですが、せっかくうちにあるコンピューター、興味があるなら、びくびくせずに使ったほうがおもしろい。
もしものときの、強制終了。