どこでもドア -ショートカットの利用法-

 

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ショートカットをご存知でしょうか。
デスクトップに並ぶアイコン。左の隅に小さな矢印のついているのはみんなショートカット。
 
   
ショートカットとは、その名のとおり近道。
でも、私には近道というより、ドアを開ければすぐに目的の場所にいける、どこでもドアというのがぴんときます。
 
   
ショートカットのアイコンを右クリックしてみてください。
メニューが出たら、一番下のプロパティをクリック
プロパティの画面の真中辺りに、リンク先が書いてあります。
これがファイルの本当の住所。
(もし、リンク先が、表示されていなければ、画面の上のタグに注目。
ショートカットと書いてあるタグをクリックしてください)
 
   
ワードを例にとろうとしたところ、リンク先が出ない。(MS オフィス関係は、見られなくしてあるようです。)
変わりに、「特打」というタイピング練習ソフトを例にとると、
リンク先のところに
"C:\Program Files\TOKUUCHI\START.EXE"
と出ている。
Cドライブの中のProgram Filesというフォルダの中に、TOKUUCHIというフォルダがあって、その中の、START.EXEというファイルが、リンク先だとわかる。
 
   
このファイルをダブルクリックすれば、(右クリックで、開くでもいいです)ソフトが起動するわけですが、いつも使うソフトをいちいち、ガサゴソ、フォルダの奥の奥までさがしにいくのは面倒、というわけで、ショートカットが便利。  
   
ショートカットは、ただのドアなので、消しても、ドアが消えるだけ、つまりディスクトップのショートカットを消しても、目的のファイルへのドアが無くなっただけで、ファイルそのものが無くなったわけでは、ありません。
逆に、ショートカットをコピーしても、ドアがひとつ増えるだけで、ファイルそのもののコピーが出来たわけではありません。
 
 
ショートカットが、ただのドアだとわかれば、消したり増やしたりが、コンピュータ全体のトラブルを引き起こすような、大事にはならないこともわかってもらえたと思います。  
     
いろんなソフトのショートカットで、ディスクトップがゴチャゴチャしてなら、この際、あんまり使わないショートカットは、消してしまう。
本体フォルダの場所を覚えていれば、ショートカットは無くてもかまいません。
それに、ディスクトップにショートカットのあるソフトは大抵、スタートメニューのプログラムのところにもショートカットがあるもの。
そちらから、ソフトが起動できるのならなおさら、消してしまってもかまわない。
 
   
消すのが不安なら、フォルダを作って、そこにあんまり使わないショートカットをまとめて入れてしまってもいい。
クリックは、一回余分にしなければいけなくなりますが、そこは目をつむっていただく。
 
   
反対に、スタートメニューにしかなくて、頻繁に使うものなら、ショートカットをディスクトップに作っておく。うちは、暇つぶしに重宝するフリーセルを置いてあります。  
 
それから、たとえば、あなたが、町内の役員を仰せつかって、この一年いろんな書類をワープロで作らなければいけなくなったりしたときにも、町内会資料というフォルダを作ったら、そのショーカットをディスクトップに作っておけば、大変便利。  
   
うちでは、おじいちゃんが、コンピュータを使って、、葉書を出したり、お知らせを作ってみたいというので、(使える、使えないは別にして)とりあえずおじいちゃん専用のフォルダをCフォルダの中に一つ作って、必要と思われる「ワード」「エクセル」「メモ帳」「年賀じょーず」「Smart Voice」の5つの空のファイルを入れ、フォルダのショートカットをディスクトップに置いてあります。
こうしておけば、これらのソフトをはじめるのに、あちこち、探し回る必要が無いし、万が一フォルダを消したりしても、元のフォルダはなくなりません。
 
   
プログラムをクリックすると、画面の縦幅で足らずに、二段に表示される人は、ついでに、スタートのプログラムのメニューも整理しましょう。
ここにあるアイコンも、ショートカットなので、移動してもソフトの起動はできます(大抵の場合)。
 
   
左隅のスタートバーを右クリックして、開くをクリック、スタートメニューのフォルダが開いて、「プログラム」というファイルがそこにあるはず(いつも目にするフォルダのアイコンとは、形が違うので注意)。  
   
「プログラム」を開くと、プログラムからはじめる、お馴染みのメニューが並んでいます。
そこで、お父さんだけが使うソフトは、新しく、お父さんのフォルダを作って、そこへドラッグアンドドロップ。
あるいは、ゲームは、ゲームのフォルダを作ってまとめて入れておく。
 
   
こんな、具合にすると、今度「プログラム」を開くときには、、最初にそのフォルダが出て、そこからもう一度、選択。
二段構えになりますが、うまくフォルダを作って分類しておけば、一度に全部が開くより、ずっと使いやすくなります。
 
   
それから、ショートカットは、プロパティーを開いて、自由にアイコンを変更できます。
「ベクター」などから、フリーのアイコンを頂いて、いろいろなアイコンを使って、見やすくカスタマイズ出来ますので試してみてください。

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