大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム

富山の飛騨と奈良の飛騨

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飛騨に住む限りは岐阜県の飛騨以外は考えれないのでしょうが 別稿・地名・飛騨(古くは斐太)の語源についてひとつの見方 に新潟県妙高市の新井地区にある斐太という地名を紹介しました。

また北日本新聞(2005年 9月 28日)によりますと、
"飛騨市古川町の観光ボランティア「飛騨古川夢ふるさと案内人会」の 後藤弘志副会長が全国の飛騨と付く地名、人名などを 地図や電話帳を丹念に調べ、奈良県に2カ所、富山県に2カ所の地名があることを確認。 富山に「飛騨」「飛弾」「飛騨野」「飛騨山」などの姓が多いことも分かった。 ▼黒部市飛騨は江戸初期に飛騨国の武士によって開拓されたと伝えられている。 ▼南砺(なんと)市飛騨屋(旧住所は東砺波(となみ)郡井波町飛騨屋)には「高山」姓が多く、飛騨高山に由来するとの説がある。"
そして奈良の飛騨といえば、 ▼奈良県橿原(かしはら)市飛騨町(ひだちょう)、 ▼奈良県橿原(かしはら)市上飛騨町(かみひだちょう) と言う事のようです。 富山の飛騨は隣県でもあり、やはり飛騨出身者が入植したという事でしょうか。 そしてネット情報によりますと、五世紀に渡り延べ約四万人とも言われる 飛騨工が平城京、平安京の造営に腕を 振るったわけで、 奈良時代には自分たちの町を橿原市に形成していた さしずめリトル飛騨という事だったのでしょう。

余談にはなりますが米国・カナダにはそれはもう数え切れないほどの ヨーロッパと同じ町の名前があります。 ひとつの例がカナダオンタリオ州のロンドン・London, Ontario Canadaです。 一度訪れた事がありますが、人口四十万ほどの大都市でした。 カナダに住む人は勿論、米国北部に住む人は ロンドンに行くといえば普通はカナダのロンドンに 行く事をいうんやぜな。 カナダのロンドンは英国の移民百%の町で言葉は英語やったさ。 しゃみしゃっきり。

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