大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム

ささって・飛騨方言

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飛騨方言では一昨日の事を、ささって、と言いますが、 ネット情報としては他に三重県が多い事に驚かされます。 東海郵政局様の企画・私が残したいふるさとの方言では 三重県人の人気方言は 第一位おおきに(ありがとう)、 第二位ぬくたい(あたたかい)、 に続く堂々第三位の言葉が、ささって、だそうです。

飛騨人がここまで、ささって、に惚れ込んでいる事はないでしょう。 むしろ問題は、飛騨人は、ささってが実は方言である事にすら気づいておらず、 てっきり共通語とおもい込んでいるという現実があります。 同音異義語の飛騨方言事件・ささって をご参考までに。 つまりは飛騨人にとっては、ささって、と言う言葉は 方言として認識してぞっこん惚れ込む以前の事なのです。

飛騨方言では、しあさって、が訛って、ささって、となったわけではなく、 今日・あす・あさって・ささって・しあさって、と五日分を分けて 話すようになったのです。 上代には今日・あす・あさって・しあさって、だったのでしょう。 何故、今日の三日後と四日後を区別して話さなくてはならなく なったのでしょうか。 三重県と飛騨の関連を考えても私は未だに結論が出ていません。 当たり前の事ですけれど。 しゃみしゃっきり。
参考 ささっての語源

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