飛騨方言自動詞・とぼる、ですが、共通語・ともる(点る)と同意です。
古語動詞・とぼる(点る、自四)、が飛騨方言に生きている例ですが、
全国の方言としてネット発信があります。
ただし、新潟県・豊栄地方の方言・とぼる、は
"消える・ただし、それ自体が徐々に減っていって、燃え尽きてしまう場合に用いられる。"
という意味で、飛騨方言とは全く逆の意味です。
もっとも、飛騨方言とて、とぼる、とは
近くでロウソクが細々と今にも消えそうにともっている事、
あるいは闇夜で遠くにポツンと灯りらしきものがある事、などを
さして用いる事が多いと思います。
飛騨方言では、自動詞・とぼる、に加え、
他動詞・とぼす、も用いられます。
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