大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム

トラウマ・私が飛騨方言を話さない理由

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匿名のネット活動とて書きたい放題などという行為は到底許されるものではありませんが、 たぶん時々は当サイトをクリックしてくださる方は、ああいつもの佐七節だと納得されて ご笑読くださいますでしょう。実は私、小学生時代はいじめっ子でした。 いじめられた事なんて一度もありません。

でもそんな私でも、この年になって女房にグサッと言われちゃうことあるんですよね。 はっきり言ってぐうたら亭主ですわ。でもただのぐうたら亭主ではありません。 例えグサッと言われてもサラッと受け流すとか、 あるいは大人気ないとは思いつつ徹底的に根に持って一ヵ月後にグサッとやり返すとか、 とにかく言葉というものは、人を感動に打ち震えさせると思えば あるいは失意のどん底に押しやったり、怖いものですね。

田舎の人間がうかつに方言をしゃべってしまうと 都会の人間に馬鹿にされてしまう事がある。 別稿おりゃ婦人科へ行って来るさ。 副題:飛騨を馬鹿にせんでもええろ(=いいでしょう)!などもご参考にどうぞ。 ですから私はそんな事でヘマをしないように何とかうまくやって来ました。

問題はグサッと一言がその人のこころを傷つけてしまう事ですが、 私は生涯で一度だけヘマをしてしまいました。 その方の名誉の為にすべてを抽象化してお話ししましょう。 その方、第三者、私の三者が当事者であった状況ですが、その方が第三者に
まあまあ、いいから。・・・させられてください。
と言われたのです。その第三者が帰られた後に私はついその方にいっちゃいました。
させられてください、って言うのは共通語じゃないですよね。 尊敬語でお話になった事は相手方に伝わったとは思いますが、 共通語の表現ならば例えば、おやりになってください、と 言ったほうが判りやすくないですか
そして彼女と私との間にしばらく、沈黙の時間が流れたのです。 がしかし彼女が発した言葉・・・
うまれもそだちも九州じゃけん、わるかったとですね。
いや、別に私佐七はそんなつもりでいったわけではないのです。 私は実はNHKは嫌いです。以前の事ですが、変な言い方をしたアナウンサーがいたものだから すかさずNHKに電子メールしたところ、翌日にただ単に御託を並べられ返事が来ただけでした。 "させられて"に戻りますが、生きた言葉たらんとすれば気持ちが伝わりさえすれば十分、 彼女は十分に敬語を使っていたのです。私はその事に早くから気づくべきでした。

でも、、、うかつに方言を話すと放言になってしまう事がありますので やはりきちんと共通語を話すに越した事はないのでしょうね、嗚呼。

ここまでお読みくださった方に再掲ですが、佐七からのプレゼントです。
オッチョー!てっかるうーっ!
私が全国の皆様に送ることば、やられたらやりかえすのみ、 ひとりでメソメソ悩むことなどありません。佐七がついているぞ!

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