大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム 飛騨の言霊

船津大津神社

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飛騨で有名な神社と言えば、飛騨の大祭生きびな祭りで知られる★水無神社、春の高山祭(山王祭)の★日枝神社(山王様)、秋の高山祭(八幡祭)の★桜山八幡宮(八幡様)がビッグスリーですね。私の生まれ育ちは水無神社の隣村・旧大野郡久々野町大西ですから、大晦日に同級生と雪道を歩いてお参りに行った事など懐かしく思い出されますし、日枝神社と桜山八幡宮は毎年のお祭りの際に高山市街の親戚に遊びに行き、神社もお参りするのが常で、八幡様に至っては従妹が巫女で働いていた関係で、特に親しみを感じます。

ところで、岐阜県飛騨市神岡町に★船津「大津神社」があります。ですから今日はビッグフォーのお話です。神岡町は富山県に近い、といったほうがよい岐阜県の辺境で、高山市から車で何時間もかかるのです。中学生までの私といえば神岡は想像の異郷の地、地元高山市の斐太高校に進学するのですが、斐高は飛騨一円の中学生のトップが進学する学校で、神岡町出身の級友が何人かいますが、皆が私と同業です。私が神岡を訪れた回数は実は数限りなし、オートバイでぶらりと訪れています。自宅は岐阜県内とは言え可児市、つまりは愛知県境です。朝早くに出発し、帰宅は夜、というような感じです。なにしろ岐阜県を南北に端から端まで往復するのですから。船津「大津神社」は私にとって聖地巡礼と言ってもよく、機会がある毎に訪れてみたいと思っています。・・と申しますのも。

先だって「大祭」をキーワードにネット検索すると20年に一度開催される「大津神社の大祭」がある事を知ったからです。開催されたのは 2014/5/5-6 でした。文化5年(1808年)から、およそ200年と長きに渡り受け継がれてきた歴史があり、前回の平成7年からおよそ20年の時を経て、第11回目の開催だったそうです。となると次回は2034年に開催予定という事で、私は生きていれば80歳という事になりますね。2014年と言えば私は還暦・60歳ですから、当時に私が「大津神社の大祭」について気づいていればお祭りを見に行くチャンスはあったでしょう。然しながら当時はこの方言サイトは一時、筆を折っていたのでした。

人生は反省はすべきだが後悔すべきでは無い、という格言がありますから、この際は私の人生の目標は、何としても80歳まで生きて第12回の船津「大津神社の大祭」を見に行く事、ですね。船津大津神社については、これからの例年の祭りを見に行くチャンスが(ふふふ)毎年あるわけですし、その積み重ねで「大祭」への思いが募っていけばよいのでしょうね。私に人生の目標を与えてくれている船津大津神社様です。

もうひとつ、重要情報を先ほど、発見しました。飛騨一ノ宮水無神社大祭で大津神社還御とは、2019年の高山市一ノ宮町の水無神社の大祭にはるばる飛騨市神岡町から船津大津神社様も出張なさって、今、まさに神岡町へお帰りになるところなのです。つまりは大祭は大祭でも、水無神社主催はメジャーリーグ、船津大津神社主催はマイナーリーグ、というわけですね。それにしても小学生を中心とした闘鶏楽のパフォーマンス、とても素敵です。

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