飛騨方言ではあたたまる(自動詞)・あたためる(他動詞)に相当するのが それぞれ、のくとまる・のくとめる、です。 あるいは、ぬくとまる・ぬくとめる、ともいいます。 ついでに、あたたかい(形容詞)、は、のくとい、ないし、ぬくとい、です。 ぬくとい、を詰めて、ぬくい、という事もあるでしょう(例 ぬくいコタツ)。 ただし、のくい、とはいわないと思います。 当サイトの文法コーナーに詳述しています 飛騨方言における終助詞・ぜな、の用例、用法 について もご一読くだされば幸いです。 そして小春日和ですが、まるで春のような秋のポカポカ陽気の意味で、実は秋の季語です。 これを英語ではインディアンサマーというので、英語では夏のようなという形容に なります。また更には Indian summer には、小春日和から意味が転じて、人生の晩年の 落ち着いた平和な日々という意味で使用される事もあります。 所かわれば表現かわるという事で、しゃみしゃっきり。