大西佐七のザ・飛騨弁フォーラム

ねくば味噌三杯食べるおらんびい

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私も俳句に関してはお師匠さんがいないものですからほんとにもう手探りです。 しいて言えばインターネットがお師匠と言ってもいい、ネット情報を得てはここのサイト のネタ記事にしています。

おでん、といえばこれはもう冬の季語できまりでしょう。そういえば NHKの連続アニメ・おでん君、けっこうおもしろくて。 私その昔ひょっこりひょうたん島とか、ネコジャラ市の十一人とか、好きだったんですよ。 おでん、が冬の季語だから味噌、も冬の季語かと思って検索したら思った通りでした。 味噌汁、これが実は冬の季語ですか。でも一年中のんでる気がするけど。

やっと本題ですが、味噌が冬の季語なら当然ながら ねくば味噌、も冬の季語という事できまり。 正月に帰省しまして娘にねくば味噌を賞味させたら馬鹿受け、こんなうまいものは無いと 立て続けに三杯おかわりです。

おらんびい、というのは私の家の女の子という意味で、 おらんどこのびい、が詰った表現です。びい、は飛騨方言で女子、 そしてぼう、が男子です。 おらんどこ、はおれのところが元の意味で撥音便+一語の短縮現象という お定まりの飛騨方言表現です。

これでは月並みな説明なのでせっかくなのでもうひとつ、 この撥音便+名詞表現は、第一人称おれ、でしか用いられません。 つまりあなたの息子さんは、必ず、わりぃんどこのぼう、と言います(= わりぃんぼうは不可)。 ところが私の家をおりぃんち、というし、あなたの家はわりぃんち、といいます。 何故でしょうか??暫く考えて見ます、結論がでたらお書きしましょう。

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