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犬山心理相談室はカウンセリング専門機関です(臨床心理士登録番号160号)

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〒484-0084 愛知県犬山市高見町9 鈴井ビル2F

こころブログ


どん底の分かれ道、脱出と転落
真面目で責任感のある会社員、人の何倍も働き疲れ切り職場を休むようになる。妻からは怠け者と言われ愛想をつかれ離婚。職場からは解雇される。無職で離婚のダブルパンチ、歩いていると赤信号を渡っている。無意識に自殺したい願望が出てくる、周囲を見ると楽しく人生を楽に生きているように見えてくる。次第になぜ自分だけがと思う、自殺したいと思いながら誰でもいいから殺してしまいたい、無差別殺人をしたくなる。自殺か無差別殺人か、それともこのどん底から脱出するかの分かれ道は何なのか。この分かれ道を左右するのは数人の理解者がいるかどうかにかかっている。ある方は親と一人の友人がいて「自分が車を運転していて、このまま死んだらと思い壁に衝突させようとしたが、父母の顔が浮かび急ブレーキを掛けて助かった。友人も自分を非難しないで励ましてくれたことを思い出す。」、その後、親の勧めでカウンセリングを受け仕事をするようになり、妻とも復縁する。その方の当時を振り返ると親と友人の顔が浮かばなかったら無差別殺人か自殺をしていた。無差別殺人の犯人の気持ちが分かると話される。人が本当に苦境に立たれた時こそ真の理解者になることが、いかに大切かが分かる。こころブログに戻る

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