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ウィルスの罪

知人に、ウィルスのことをあまり知らない人がいて、ウィルス即データ破壊という構図から抜け出せない、「被害はウィルスつきのメールを送ること」というと「それでそこにどんなウィルスが入ってんだ。」となって話がかみ合わない事がありました。

でも、このデータ破壊の無いウィルスのどこがまずいのかについて、もう一つぴんと来ない、と言うか切実じゃないのも、私の実感。
でも、駄目なんだけど。
そこで、自分を納得させるというか、人に話してる途中で訳がわからん状態にならないためにというか理論武装強化のため、うちの子ども相手にウィルスの説明をしてみました。

以下は、あくまで私の解釈、ウィルス絶対駄目を前提としたこじつけ気味の意見。

メールを送るだけのウィルスについて息子にに説明したら、「チェーンメール
見たいなもんなんだ」との感想、私も似てると思う。
「だったら、そんなに大騒ぎする事ないじゃない」とくる。
チェーンメールというのは、ほら、不幸の手紙のねっと版みたいなやつ。

でも、チェーンメールだって「くだらないこと書いてくるな」ですまない事があります。
ある特定のアドレスにメールを送りましょうなんて内容を真に受けたら、メール爆弾になって、サーバーコンピュータを壊してしまうこだってあるのだから。
同じような事は、メールを送るだけのウィルスにもいえる。
たとえば、ウィルスを放置しておくと、受信者からの警告メールが一度に届いて、あなたのメールボックスがパンクするとか、プロバイダのコンピュータを具合悪くする可能性もあります。

それに、今回、ハードディスクに被害が無かったとしても、ウィルスに感染したとすれば、その手の攻撃に無防備ということ、ちゃんと対策を立てておかないと、今度はデータ破壊を伴ったウィルスにやられる事になります。

コンピュータウィルスに感染しない対策をする事でしか、自分とこからウィルスを送らないようには出来ません。
多少お金と手間はかかりますが、ウィルス対策のソフトをいれて、更新もきちんとしましょう。

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